オーストラリアは、秋になりました。
焼き芋が美味しい季節です。
今回は、オーストラリアのサツマイモを焼き芋にして食べ比べてみました。
サツマイモ=Sweet Potato(スイートポテト)です。
サツマイモ(Sweet Potato)の種類
オーストラリアのサツマイモ(SWEET POTATO)の種類は、主に4種類あります。
・レッド
・パープルゴールド
・ホワイト
名前もさまざまな呼び名があります。
ゴールド(Beauregard)
ゴールド(Beauregard) $0.99/kg
これで、1つ $0.3(約25円。1ドル=84円。2021年3月16日)でした。
ゴールドは、オーストラリアのスーパーで簡単に手に入ります。
オーストラリアで生産されている90%以上がゴールドです。
中は鮮やかなオレンジ色。かぼちゃ+にんじんのような甘さと味です。
水分が多いです。
オーブンなどで焼くと甘みが増します。
調理方法
ロースト、マッシュ、スチーム、フライなどなんでもOK。
バーベキューで焼くだけでも美味しく食べられます。
レッド(Northern Star,Southern Star,Murasaki)
レッド $3.99/kg
これで、1つ $1.49(約125円。1ドル=84円。2021年3月16日)でした。
オーストラリアで2番目に売れているさつまいもです。
販売の約8%はこのレッドになります。
日本のサツマイモに似ていますが、
日本のサツマイモと比べると甘さ控えめでさっぱりした味わいです。
パープル(Eclipse,WSPF)
パープル $3.99/kg
これで、1つ $1.15(約96円1ドル=84円。2021年3月16日)でした。
皮が白色で断面が鮮やかな紫色です。
オーストラリアで生産されているさつまいもの約2%がパープル。
パープルも、さまざまな名前があります。
やや粉質で加熱するとほくほくとした食感。
ホワイト(Bonita)
皮は白く中身は薄い黄色です。
お店でほとんど見かける事がありません。
味は甘く粘りがあります。
スーパーで買えるさつまいも
オーストラリア人の主食は、いもです。オージーは、おいも大好き!
オーストラリアは、さつまいもだけで年間10万トンを生産しています。
さつまいもの生産70%以上は、オーストラリアのクイーンズランド州。
お店で売られているのは、主にゴールド、レッド、パープルの3種類。
さつまいもの栄養
さつまいもは、栄養たっぷりの健康食。
ビタミンA・・・健康な目と皮膚を保つ。免疫力を維持するのに役立ちます。
ビタミンC・・・ 鉄を吸収するのに役立ちます。正常な神経回路を保つ。
ビタミンB6・・・タンパク質からエネルギー産生。赤血球の形成。
カリウム・・・血圧を下げる効果。カリウム欠乏の主な症状:脱力感、筋力低下、食欲不振、骨格筋麻痺。
食物繊維・・・消化器系を正常に保つ。
葉酸・・・動脈硬化にも効果あり赤血球を作る。妊婦に奨励(胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減するため)。
ナイアシン・・・ナイアシンは不足すると、食欲がなくなり、消化不良、皮膚の発疹がおこり、さらに不足すると、皮膚炎、認知症、下痢などをおこすペラグラという欠乏症になります。
カルシウム・・・骨や歯を生成。
焼き芋の作り方
ノンフライヤー(エアフライヤー)で焼き芋にしてみました。
ノンフライヤーは便利ですよ~。
調理方法
- スイートポテトをよく洗う。
- そのまま、サツマイモをノンフライヤーに入れる。
ノンフライヤーで、200度 30分~35分(大きさによって) - 爪楊枝で刺して、すっと通ればできあがり。
できあがりの焼き芋 サツマイモ(スイートポテト)
ゴールド
特に皮から蜜がでてパリパリして甘くて美味しい。
中身は水分のあるカボチャのような食感。
レッド
甘さがたりない日本のさつまいもといった感じですが、さっぱりと美味しい。
パープル
水分がなくホクホクした感じで美味しいです。さといもを甘くしたような感じ。
さいごに
オーストラリアのさつまいもは日本に比べると甘さ控えめでさっぱりした味わいです。
砂糖も添加物もなく健康的で、おやつにも最適。
アツアツ焼き立ても美味しいですが、冷めても美味しい。
さつまいもは栄養があるだけでなく、他の炭水化物に比べてカロリーが低く
食物繊維たっぷりなので満足感も得られるので、
ダイエットにも利用している人もいるほどです。
自然な甘みがおいしいオーストラリアのさつまいも。
幅広いレシピも楽しめるし、栄養価も高くダイエットにも良いし、安く手軽に楽しめるので、魅力たっぷりですね。
これからの季節(オーストラリアは秋)、
食卓にサツマイモを取り入れてみるのはどうでしょう?
うまく活用して健康維持し素肌美人!
これ以上美人になってしまってどうしよう~ 。
・・・。
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