【プレナスのMBO】株主優待券で食事するのはこれが最後?今後株主はどうなる?

株主お買物優待券
株主お買物優待券


「ほっともっと」、「やよい軒」などでおなじみの
人気飲食チェーン運営企業プレナスが、MBOを実施すると発表しました。
(2022年10月14日)

買い付け価格は1株2640円。
2022年10月13日の終値1株1904円に対して
38.66%増のプレミアム価格となっています。

[voice icon=”https://fromau.net/wp/wp-content/uploads/2021/08/28.jpg” name=”FFR” type=”l”]倍返し!じゃないけど。すごく良い価格![/voice]



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MBO

MBOは、Management Buy-Outの略です。

「その会社の経営者(会社の経営に関与している人)が自社の株式を買い付ける。」
という意味になります。

今回はMBOですが、TOBを利用しています。

TOBは、Take Over Bidの略。

「入札による企業の取得、株式公開買付で企業を買収する。」
という意味です。

つまり、

[aside type=”boader”]MBO・・・その会社の経営者(会社の経営に関与している人)が株式の購入者。
TOB・・・外部の人間が株式の購入者。

[/aside]


プレナスは、2022年10月17日~11月29日に株式の公開買い付けを実施し、
価格は1株2640円としています。

これにより、株価は爆上がりです。
手続きが順調に進むと、プレナスは上場廃止となります。

MBOのメリット



MBOメリット

・経営体制の見直し
不採算部門の切り離し、シナジー効果の低い部門を独立させることによって利益を得る。

[box class=”yellow_box” title=”シナジー効果”]

シナジー効果・・・(英語表記)synergy effects
それぞれの事業を別々に行なっているよりは、一つの企業の中で統合的に行なった場合に得られるさまざまなメリットや節約のこと。引用:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

[/box]

・経営再建
株主に反対されるリスクなく、会社経営者の意向を自由に反映できる。

・上場廃止によるコスト減
上場企業は、社会貢献を重視する風潮があり、社会的な使命・責任も大きくなります。
企業イメージを維持しながらも株価を維持し、投資家向けの広報(IR)を充実させて出資者である株主のため・・・なんてやっていると収益を押し下げて負担も募ります。

・買収リスクの回避
株式を上場していれば、他者による買収(TOB)などのリスクがあります。

倍返しの半沢直樹の世界です。
上場の廃止は、買収の予防策としても効果的。

MBOデメリット



MBOデメリット

・少数の反対で失敗するリスク
MBOは、全ての発行済み株式を取得して、上場を廃止することを最終目的とします。
少数株主の反対によって、失敗してしまうリスクがあります。

・経営の監視機能の減少
会社経営の状況をチェックする機能が弱くなる。
(会社を良くしようと)うるさく言ってくれる外部の人がいなくなる。

・資金調達手段が減る
株式による外部(一般株主など)からの資金調達ができなくなる。

・グループ離脱による売上げ減少
親会社からの独立型のMBOでは、
親会社グループから離脱することで、売上げが減少する可能性もあります。

・買収費用を返済できないリスク
MBOを実施するためには、全ての発行済み株式を取得できるだけの資金が必要です。


[voice icon=”https://fromau.net/wp/wp-content/uploads/2021/08/28.jpg” name=”FFR” type=”l”]1940円→2640円ですよ。どんだけ~![/voice]

株主の今後はどうなる?

・含み益のある投資家、資金回収を急ぐ投資家 → 売り
・優待目当ての投資家 → 優待廃止後、どこかの他社に乗り換え
・含み損のある投資家 → 価格引き上げにダメ元で期待

買い付け価格が低いと投資家が判断した場合は、株式の売却に応じません。
プレナスが予定数の株数を買い付けられなかったらTOBが不成立となります。

MBO発表後の10月18日はストップ高で買付価格に近付いています。
買付期間:2022年10月17日~11月29日まで。

上場廃止が決定したら、
何もせず株を放置し続けていても、Squeeze Out(強制的に買い取り)されます。

やよい軒
やよい軒

最後の株主優待かも?

株主お買物優待券
株主お買物優待券

これが最後の株主優待になるかもしれませんね。

そんなことを考えながら、
やよい軒で、株主優待券(と裏技も!)を使って食べに行ってきました。



株主優待券

100株以上を1年以上継続保有すると
株主お買物優待券(500円)が権利確定月にもらえます。

[aside type=”boader”] 

100株以上… 5枚(2500円分)
1,000株以上… 10枚(5000円分)

[/aside]

※合同会社塩井興産による自社株式等に対する公開買付が成立することを条件に株主優待制度を廃止予定。




株主優待券がなくなっても、やよい軒の食事をおトクにする方法はありますよ。

やよい軒で安く食べる裏技

サバの塩焼定食
サバの塩焼定食

脂ののったサバが美味しい~。

このサバの塩焼き定食は、通常700円(税込)です。

でも、これだけでは終わりませんよ。


やよい軒アプリ

やよい軒アプリ

やよい軒はアプリを入れるともっとお得です。

おトクなクーポンがたくさん入っているので、
ぜひ、やよい軒アプリを入れておきましょう。

今回私は、アプリに入っている秋のキャンペーン「なんどもパス」を使い、

・サバの塩焼定食 700円→600円(税込)

さらにアプリ内のクーポン使って、

・蒸し鶏と海藻のぽん酢和え 120円→60円(税込)

合計660円を株主優待券1枚+現金160円で払いました。

160円で、サバの塩焼定食蒸し鶏と海藻のぽん酢和えをいただきました。


蒸し鶏と海藻のぽん酢和え
蒸し鶏と海藻のぽん酢和え

スタンプでおトク

食事が出るまでに、食券のラッキーナンバーをアプリのスタンプカードに入力しスタンプをためておきましょう。スタンプがたまると割引や無料食事がもらえます。

ゲームで何ポイントでるかもお楽しみ!

1ポイントからおトクです。

[aside type=”boader”]

1ポイント…ほぐし鮭小鉢(50円引き)、ミニサバ小鉢(50円引き)
5ポイント…野菜サラダ(無料)、生たまご(無料)、納豆(無料)
10ポイント…サバの塩焼定食(100円引き)、から揚げ定食(100円引き)、チキン南蛮定食(100円引き)、デミハンバーグ定食(100円引き)
15ポイント…フライドポテト(無料)、イカのから揚げ(無料)
20ポイント…チキン南蛮としょうが焼の人気コンビ定食(150円引き)、ロースとんかつとエビフライの定食(150円引き)、なす味噌と焼魚の定食(150円引き)
25ポイント…玉子焼き(無料)、フライドポテト&ウインナー(無料)
30ポイント…やよい御膳(500円で購入可能)、ビーフ&ポークカットステーキ定食(500円で購入可能)

[/aside]


無限茶漬け

無限茶漬け

やよい軒は、ご飯のついた定食を頼むと白いごはんは、おかわり自由です。
ごはんおかわりロボが、ごはんをついでくれるので女性でも恥ずかしくありませんよね!?

各テーブルに置かれた漬物は、無料

この漬物(刻みごま白菜漬け)がとても美味しく、ご飯がいくらでも食べられます。
ビールのつまみとしてもいけます。

これに無料の「ほうじ茶」や「かつおだし」をかけ、
無限に美味しいお茶漬けが食べられるというものです。

お好みで、しょうゆや七味を加えてみてもいいでしょう。






さいごに

プレナスのやよい軒は、相変わらずサービスもよく、食事も美味しく、
海外にも進出していて大人気!この企業はとてもいいと思っています。

MBOだって、ほとんどの株主は儲かってウハウハなのではないでしょうか?

安くて美味しい食事で人々に喜ばれ愛され、いつも店は混んでいて人気があります。
人を幸せにする企業はこれからも伸びていくでしょう。

美味しい食事をいつもありがとう。株価も高く買い取ってくれてありがとう。
これからも、応援したいと思いますよ~!




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