耳掃除のしすぎとイヤホンの長時間使用で、
外耳炎になってしまいました。
かゆくて痛い!
外耳炎
私の場合、
①耳がかゆい
→かゆいので耳かき
→寝ていると耳だれが出て
→耳が詰まったような不快感
→耳掃除
→耳がかゆい(①に戻る)
の繰り返し。
それで、毎日毎日耳掃除していて
ついに、どうしようもなく痛くなってしまい、
GPに行って来ました。
オーストラリアで病気になった時は、まず最初にGPのところに行って診てもらいます。
一般的な病気や症状、健康管理、検診、予防接種、慢性疾患の管理、および緊急事態の治療など、患者の多様な医療ニーズに応えてくれます。
GPが耳鏡を使い診てくれました。
イヤホンを毎日のようにしていて、そして、毎日耳掃除して綺麗にしていたつもりが、
実は皮膚が傷つき、そこから細菌が入って外耳炎になったようです。
日本人は耳かきを使いますが、オーストラリア人は使いません。
耳掃除をするときは、綿棒か液体の耳薬を使います。
GPから、
・耳掃除は別にしなくて良い。
・耳掃除をしたいときは綿棒を使う。ただし、やさしく耳のほんの入り口までにすること。
・耳はかゆくても、爪などでひっかかない、耳を傷つけないこと。
と言われました。
処方された薬は、Ciloxan。
Ciloxan
Ciloxanは、抗生物質の一種であるシプロフロキサシンを含む耳用の薬剤です。
※シプロフロキサシン・・・細菌が原因となる耳の感染症を治療するために使用されます。
Ciloxanは、オーストラリアでは医師によって処方され薬局で購入します。
処方箋をもって、Chempro Chemists で購入しました。
Ciloxan($34.95)約3215円。
(1ドル≒92円計算。2023年3月5日現在。)
5mlしか入っていないのにこの値段!
Chemist Warehouse(ケミストウェアハウス)で買うべきだったな。
Chemist Warehouseならもう少し安い。
でも、早く使いたかったので、GPの近くにあったChempro Chemistsで購入してしまいました。Chempro Chemists、経営上手かも。
使い方
2. 使う前にボトルをよく振る。
3. 頭を耳が上になるように傾け、患部に3~5滴たらす。
4. 薬を入れたら、その状態で約1分間保つ。
5. これを1日2回、3日間(あるいは症状がよくなるまで)続ける。
3日間続けました。途中でちょっと耳かきしてしまったけど・・・。
4日目は、ほとんど治っていたのですが、
念のためにと、Ciloxanを数滴さしたら
頭痛がするようになったので止めました。
※Ciloxanは、副作用に頭痛などあり。また、使い続けると細菌がいなくなり、免疫も下がる状態になります。
その時、
いつだったか
オーストラリアの教授の言っていたことが
頭をよぎりました。
オーストラリアは発明大国
オーストラリアには数多くの発明品があります。
飛行機のブラックボックス・フライトレコーダー、脱出スライド、
今のデジタル時代にかかせないWifiやグーグルマップ、
ペニシリンの医学的応用、ピロリ菌の発見、抗がんワクチンの開発、
超音波スキャナー、プラスチック眼鏡レンズ、長服コンタクトレンズの開発
Cochlear implant(聴神経を電子的に刺激するために頭部に埋め込まれる装置)
などなど、数えきれないほど!
生活用品からテクノロジー、医療あらゆる分野で、
さまざまな優れた発明・発見が数多くあります。
目も耳も歯もどんな病気も、日本で診てもらうより、
オーストラリアで診てもらった方が優れた医者がいると分かると思います。
鼻をほじると認知症のリスク
頭をよぎって、気になっていたのは、
オーストラリアGriffith University(グリフィス大学)の
James St John教授が研究している
つまり、鼻クソをほじると(←言い方!)認知症のリスクが高まるという研究がされていること。
鼻をほじるとウイルスやバクテリアなどが嗅神経から脳に侵入し、
アミロイドβタンパク質が脳内に沈着。
アルツハイマー病や認知症になるリスクが高まる可能性があるらしい。
鼻毛を抜いてもだ。
これが頭痛が続く間に思っていたことでした。
耳と鼻は繋がっている。
ということはだ。
耳をほじって傷つけているとウイルスやバクテリアが脳に侵入し、
認知症になってしまうかもしれない!?
げっ。それだけは、避けたい。
もう、耳かきを使っての耳掃除はやめ、爪で耳をかかないことにする。
鼻もだ。
外耳炎になったのも
自分の体がSOSを出していたのだと思う。これ以上ボケてはいけないアラート。
いままでごめんよ自分の身体よ。
さいごに
外耳炎は、今はほぼ治ってきています。
耳が詰まる不快感はなくなりましたが、時々かゆい。
あれだけ決意したのに、無意識にかいてしまったり、あっ!いけない、いけない。
あなたも耳かきや鼻ほじりに気をつけましょう。
それとも認知症にならない自信があるなら、鼻ほじって試してみる?
オーストラリアGriffith University(グリフィス大学)のJames St John教授の言ってることが、正しい発見とされる日も近いかもしれませんし、そうでもないのかもしれませんが、なんとなく正しい気がしますので耳クソ鼻クソ(言い方!)ほじらないようにしたいと思ったのでした。
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