NHK連続テレビ「ちむどんどん」(2022年4月11日~9月30日放送)の
テレビドラマの影響なのか
今「ポーたまおにぎり」が熱いです。
※ ちむどんどん・・・沖縄方言で「胸がわくわくする気持ち」
ポーたまって?
ポーたまは、
ポーク(スパム)とたまご(卵焼き)を焼いただけの沖縄料理です。
それをおにぎらずのように海苔で挟んだのが、ポーたまおにぎり(ポークたまごおにぎり)。ポーク(スパム)だけを入れたおにぎりは、おにポー。
「ポーたま」や「おにポー」は、沖縄県民のソウルフードとも言われ
家庭によって作り方もさまざまです。
基本のポーク(スパム)+卵焼きをおにぎりにしたり、
油みそ、佃煮、ゴーヤの天ぷら、・・・などのトッピングを加えたりと、さまざまなバリエーションがあります。
ポーたまおにぎり専門店もあり、
いつも行列がとぎれない人気のお店となって話題となりました。
ポーたま(ポークたまごおにぎり)の作り方
材料(ポーたま2個分)
- ご飯 200g
- 海苔 1枚
- 缶詰スパム 1cm幅のスパム2枚
- 卵 2個
- お好みでマヨネーズ
スパムは、スパム缶を逆さにし、側面を手でぎゅっと
缶に圧力をかけて振ると取り出しやすくなります。
減塩タイプのスパムを使いました。
作り方
そのまま食べるより、焼くことにより香ばしくなり美味しさアップします。
2.温めたフライパンに油を入れ、塩少々加えた溶き卵を一気に流し入れる。
丸いフライパンでもくるくる回しながら卵焼きを作り、スパムの大きさに合わせ端を折りたたむことで四角い形にできます。
【ポイント】
卵は、片栗粉(小さじ1)+水(小さじ1)を加えて溶くと破れにくくなります。
片栗粉と水を混ぜてから、割った卵を入れます。
3.半分に切った海苔にご飯を広げ、スパム、卵焼きをのせます。
お好みでマヨネーズをぬります。
4.折りたたんで完成。
熱したフライパンに切ったスパムを入れ、軽く焼き色がつくまで炒めます。
スパムから脂が出るので、油を加えずそのまま焼いています。
くるくるとフライパンを回しながら卵を焼きスパムの形に合わせて折りたたんで
半分に切った海苔にご飯を広げ、スパム、卵焼きをのせます。
お好みでマヨネーズをぬります。
折りたたんでできあがり~
ポークと卵は、どちらが上になっても下になってもいいです。
と、言うのは・・・。
ポークとたまごと男と女
どちらが上か下かじゃない。
第11週のちむどんどん「ポークとたまごと男と女」のストーリーで
沖縄県人会会長 平良三郎(片岡鶴太郎)が
シェフ代行の役割に途方に暮れていた比嘉暢子(黒島結菜)に言います。
ポークはポーク。
たまごはたまご。
男も女も関係ない。
大事なのは、
ーあなたらしさー
さいごに
沖縄の郷土料理、ポーたま。
日本で話題になっていて初めて知りました。
2015年頃に流行った「おにぎらず」に似ていますが、
挟むだけのサンドイッチスタイルがまた沖縄らしくていいですね。
スパムを入れて半分に折りたたむだけのポーたま(ポークたまごおにぎり)は、
沖縄の人々にとって、それぞれの想い出や家庭の味があるのでしょう。
簡単に作れるし、ランチにもぴったり。
テレビドラマ「ちむどんどん」で比嘉暢子(黒島結菜)が考えていた自分のいいところ。
自分では、なかなか分からないものですよね。
でも、あなたにはあなたの良さがある。
ぜひ、あなたらしいポーたまを作ってみてください。
あわせて読みたい