毎日、暑いですね。
(南半球のオーストラリアは北半球と季節が反対で、今は夏です。)
今日は、夏野菜のズッキーニを使用した、簡単にできる韓国料理のジョンを作ってみました。
韓国料理のジョン
韓国料理の「ジョン(전)」は、
食材を薄く切り、小麦粉や卵をまぶしてフライパンで焼いた料理です。
ジョンは、日本でいう「チヂミ」と混同されることもありますが、チヂミが粉物の生地を広げて焼く「お好み焼き」に近い料理であるのに対し、ジョンは具材そのものに衣をつけて焼く料理です。
ズッキーニ、ネギ、エリンギ、エビ、牡蠣、牛肉など、さまざまな食材がジョンに使われます。
前菜やおかず、おつまみとしても楽しめます。
韓国のお正月やお祭り、家族の集まりといった特別な場面でもよく作られます。
「ジョン(전)」は、もともと「焼く」や「揚げる」という意味があり
特に、食材を粉と卵でコーティングして調理した料理を指すことが一般的です。
それでは、ズッキーニジョンを作ってみましょう~。
ズッキーニのジョン作り方
【材料(2人前)】
・ズッキーニ 1本
・小麦粉 適量
・塩 適量
・卵 1個
・サラダ油 フライパン全体にいきわたる量
小麦粉は、オーストラリアでよく使われているセルフレイジングフラワーを使いました。どのような小麦粉でも美味しく焼けます。
作り方
① ズッキーニは、5mm幅に切ります。
② ①に塩を振り15分程度おきます。水分が出てくるので、キッチンペーパーで拭き取ります。水分が抜けるとおいしく上手に焼けます。
③ 小麦粉を②の両面に付けます。
④ 溶き卵に塩少々を入れ、③を溶き卵にくぐらせ
⑤ 中火で熱したフライパンに油をひき、④を入れ弱火で両面焼いてできあがり。
ズッキーニに塩を振り15分程度おきます。水分が出てくるので、キッチンペーパーで拭き取ります。水分が抜けるとおいしく上手に焼けます。塩は振りすぎないように。
小麦粉をズッキーニの両面に付けます。
日本の100均で人気の粉振り器を使いました。これで、まんべんなく粉が振りかけられます。
溶き卵にくぐらせ、焼き上げます。
卵が付いていて焦げやすいので弱火でじっくり焼き上げます。
できあがり~
外はサクッ、中はふんわりとした食感。
簡単でシンプルなので素材の味が堪能できて美味しい~
さいごに
2024年ももう終わり!早いですね。
年末なので、韓国の正月やお盆に作られるジョンを韓国人から教えてもらって作ってみました。
チヂミは、韓国料理店に行くとよく見かけられるメニューで、小麦粉や卵の生地に、野菜や海鮮、肉などの具材を混ぜて薄く焼いたもので韓国風お好み焼きにも例えられます。ジョンは、チヂミの一種です。
チヂミはフライパンの大きさで作るもの、ジョンはズッキーニなどのように、
1つ1つ小さなもので食べやすく作るものです。
野菜ジョン、海鮮ジョン、肉ジョン、豆腐ジョンなどがあります。
簡単なのに美味しくできあがりました。
チヂミ同様、酢醤油(醤油、酢、ごま油、唐辛子などを混ぜたもの)
をつけて食べることが多いですが、
タレがなくてもそのままでもおいしくいただけます。
いろいろな具材で作ってみるのも美味しそう。
オーストラリアは移民が多いから、さまざまな国の家庭料理を出身国の人に聞きながら本場の味を食べられるのがいいですね。
ごちそうさまでした。
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