
大分名物・とり天を作ってみました。
キユーピー3分クッキングを見ていて、簡単でおいしそうだったので。
シンプルな材料で、ふんわりサクッとジューシーに揚がるので、
揚げ物初心者の方にもおすすめですね。
とり天って?

とり天は、鶏肉に下味をつけ、天ぷらの衣をまとわせて揚げたものです。
九州・大分では定番の家庭料理で、飲食店でもよく見かけます。
から揚げとは違い、衣がふわっと軽く、ポン酢やかぼすでさっぱり食べられるのが魅力。
とり天と唐揚げの違い
とり天 | 唐揚げ | |
衣 | 天ぷら衣(小麦粉+卵+水、または小麦粉+片栗粉+卵+冷水) | 小麦粉・片栗粉をまぶして揚げる(卵を使わないことも多い) |
味付け | 醤油・酒・生姜・にんにくで下味(控えめ) | 醤油・酒・生姜・にんにくでしっかり濃いめの下味 |
食感 | 衣はふんわり・軽い | 衣はカリッとザクザク |
食べ方 | ポン酢+からし・天つゆ・かぼすでさっぱり | そのまま、またはレモンを絞って |
発祥 | 大分県の郷土料理 | 全国各地で親しまれる定番料理 |
揚げ方 | 天ぷら油の温度でサクッとふんわり | 高温でカラッとジューシー |
簡単にまとめると
とり天=天ぷらの鶏肉版
→ 衣がふわっと軽く、ポン酢や天つゆでさっぱり食べる
唐揚げ=しっかり味つきの揚げ物
→ 衣はカリッと、味も濃いめ、そのまま食べても美味しい
みたいな感じ?
がっつりご飯のおかずなら唐揚げ
お酒のアテやさっぱり食べたいときはとり天
まあ、どっちでも美味しい~ってことで!
作り方

1. 鶏胸肉は1㎝幅に切る。ボウルなどに入れ、おろしにんにく、酒、しょうゆ、塩を加えてもみ込み、室温に20分おく。
鶏胸肉(皮なし)1枚(250g)に対して、
・おろしにんにく 小さじ1/2
・酒 小さじ2
・しょうゆ 小さじ2
・塩 小さじ1/3
鶏胸肉は繊維を断ち切るように切ると、やわらかく仕上がります。
鶏胸肉に調味料をもみ込んだら、室温に20分おくのもポイント。揚げ時間を短くして固くなるのを防ぎます。
2. 衣の準備。溶き卵と分量の水を混ぜ、小麦粉と片栗粉を合わせてふるい入れ、粉っぽさが残るくらいまでさっくりと混ぜる。
・溶き卵 1個
・水 大さじ5
・小麦粉 大さじ4
・片栗粉 大さじ2
衣は混ぜすぎると粘りが出てしまうので、粉っぽさが残る程度にさっくりと混ぜる。
3. (1)の鶏肉の汁気をふき、小麦粉(分量外)をまぶし、余分な粉は払う。

4. フライパンに油を2㎝深さに入れて180℃に熱し、(3)の鶏肉に(2)の衣をからめながら1切れずつ入れ、衣がカラリとするまで2〜3分返しながら揚げる。
5. かぼす(あるいは、レモン)、練り辛子、酢じょうゆを添えて、どうぞ。
【酢じょうゆ】
・酢 大さじ1
・しょうゆ 小さじ1
さくさくジューシー、さっぱりで美味しい~。
食べ方

・ポン酢+からし
・天つゆ+大根おろし
・塩だけ
・かぼすをキュッと絞っても爽やか
・マヨネーズ
・・・など。
そのまま、食べても美味しいです。
さいごに
キユーピー3分クッキングで見たとり天を作ってみました。
衣はふんわり、鶏肉はジューシーで、ポン酢やレモンと一緒に食べるととっても美味しかったです。
揚げたてのとり天は格別ですね。
揚げたてを酢じょうゆにつけて食べると、本当にいくらでも食べられます。味変でマヨネーズ。冷めても美味しいですね。お弁当にも使えそうです。また作りたいと思います。
みなさんもぜひ、おうちでとり天チャレンジしてみてくださいね♪
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