日本の駅弁は、冷めていても美味しいのですが
温かい駅弁があるのを知っていました?
ひもを引くだけでほっかほか!
淡路屋のかにめしとすきやき弁当(1680円+税)を買いました。
中国人の同僚が、日本の駅弁は温かくて美味しかった~と言っていて、
電子レンジで温めてくれたとか?
違うよ~。ひもで温めたよ。
???
私は、電子レンジを使わずに、温かい駅弁が食べられるのを知りませんでした。(恥ずかし。)
ほっかほか駅弁の特徴
この駅弁の特徴は、何と言っても「温め機能」です。
ひもを引いてプシュー♪
駅弁なのにホカホカでいただける「加熱式駅弁」。
駅弁は、冷たい状態で提供されるのですが、
箱の中には特殊な発熱シートが仕込まれています。
弁当の下で、生石灰と水の化学反応が起こり
ホカホカ状態になります。
【化学式】
生石灰と水の化学反応 CaO+H₂O→Ca(OH)₂
CaO (酸化カルシウム)
生石灰。白い粉末状で、強い塩基性を持つ物質。
H₂O (水)
液体の水。
Ca(OH)₂ (水酸化カルシウム)
消石灰。白色の粉末または水溶液(石灰水)として知られる物質。水に溶けて弱アルカリ性を示す。
この反応式は、酸化カルシウム (CaO) が水 (H₂O) と反応して水酸化カルシウム (Ca(OH)₂) を生成する過程を示しています。
この反応は発熱反応で、大量の熱が発生します。
ひもを引っ張ると化学反応が始まり、わずか数分でほっかほかの状態に!
実際に試してみた
ひもを切り引っ張ると、「シュッ」という音とともに少しずつ湯気が立ち上がってきました。
わー面白い~。(わくわく)
約5分後、
ふたを開けると…出来立てのような温かいごはんが顔を出しました。
きゃー。美味しそう!というか、美味しい!
寒い時期に温かい食事はやはり美味しいですね。
さいごに
寒い冬の移動で、こんなに簡単に温かいごはんが楽しめるなんて感動的でした。
見た目の面白さだけでなく、実用性も抜群。
心も体も癒されること間違いなしです。
日本の駅弁ってすごい!
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