
オーストラリアのメガネショップ Specsaversで、視力検査を受けてきました。
Specsavers

Specsaversは、オーストラリア各地に展開しているメガネチェーン店です。
日本で言う「JINS」や「Zoff」のような感じで、
メガネやコンタクトレンズの販売だけでなく、
視力検査(eye test)もメディケア保持者ならば無料で受けられます。
オーストラリアには、Optometrist(検眼士)とOphthalmologist(眼科専門医)の2種類の資格があり、普段の目の検査や視力チェック眼底検査は、検眼士のいるクリニックで受けるのが一般的です。
オーストラリアのSpecsaversやOPSMなど、ショッピングセンター内にある眼鏡店併設のクリニックにもOptometrist(検眼士)がいて本格的な検査が受けられます。
今回は、SpecsaversでOCT(光干渉断層計)といった最新機器を導入している店舗で、
視神経や網膜の状態までしっかりチェックしてもらえました。(無料)
その場でOptometrist(検眼士)から丁寧に説明があるので、自分の目の状態をしっかり把握できるのも安心ポイントです。
予約はどうする?

今回は、公式サイトから予約しました。
【予約手順】
・Specsaversの公式サイトにアクセス
・“Book an eye test”をクリック
・最寄りの店舗と希望日時を選択
・名前や電話番号、メールアドレスを入力して完了
当日飛び込みでも空きがあれば対応してくれることもありますが、予約した方が確実です。
視力検査の流れ
予約当日は、受付で名前を伝え、簡単な問診票に記入します。(2回目は不要)
質問内容はこんな感じ。
・最近目の不調はあるか
・メガネやコンタクトを使っているか
・家族に目の病気の人がいるか
など。
その後、以下の流れで検査が進みます。
目の写真撮影(眼底検査)
OCT(光干渉断層計)
網膜をミクロ単位の断面図で確認できる超高精度な機械です。
眼の奥の層の厚みや異常(むくみ、穴、剥離)がわかります。最近は緑内障や黄斑疾患の診断にすごく使われています。
今までは、瞳孔を開いて眼底(網膜・視神経の状態)を検査していましたが、今回はこの機械で撮影されました。
気球を見る機械(オートレフケラトメーター(自動屈折計))
視力検査の度数を測るものです。これは昔からあって、気球をぼんやり見てピントを合わせることで、眼の屈折状態(近視・遠視・乱視)を測ることができます。
眼圧検査(Eye Pressure Test)
眼圧検査(Eye Pressure Test)の機械です。
正式にはNon-Contact Tonometry(ノンコンタクト・トノメトリー)
空気を「プシュッ」と吹きかけて眼圧(目の硬さ)を測る検査。
「プシュッ」と空気が飛んできて、一瞬びっくりしますよね。
聴力テスト
予約はしていなかったのですが、年齢的に?聴力のテスト(無料)もありました。
ヘッドフォンをつけて音を聞くテストです。
検査後

検査後に、Optometrist(検眼士)に会います。
そこでは、自分の症状を伝え丁寧に検査してもらえます。
視力検査
アルファベットの表を読んだり、左右の視力チェックをしてもらいます。日本とほぼ同じ流れですが、英語のアルファベットを読みます。
検査結果の説明
その場で結果を教えてもらえます。もしメガネやコンタクトが必要なら、そのまま店内でフレームを選んで購入もできます。
生活習慣やマッサージの仕方、目薬などを教えてくれます。
所要時間、30分~1時間程度。
とても、丁寧で親身になってくれます。
priscription(処方箋)も無料で出してくれます。これで、コンタクトレンズも通販で買えます。
日本の眼科、ちょっと雑?

日本にいるときも眼科に行ったのですが、オーストラリアと比べると正直雑だな…と思いました。日本なのに・・・。
もちろん全部の病院がそうじゃないと思うし、丁寧な先生もいるんだろうけど、
私が場所を変えて何回か行ったところは「とにかく早く回してなんぼ!」の空気がすごかった。
受付してから検査まではスムーズなんだけど、そのあとの診察が本当にあっという間。
数秒~1分?
症状を伝えようとしても、先生は「あ~。それでは、薬出しておきますね。また何かあったら次回に」って感じで、こちらの話をちゃんと聞いていなさそう。多分、ほとんど聞いていない。
もちろん、患者さんも多いし時間に追われるのは分かる。
けど、目の不調って不安なものだし、もう少し1人1人の患者に丁寧に話を聞いてほしいなと思うのが本音ですね。
さいごに
オーストラリアの眼科は最新機器での検査・診断で、すごく優秀です。しかも、無料!
日本の眼科は、いつも忙しくて金にならない他人のことには親身になってくれない感じ・・・ですかね。
歯科についてもそう!
この話は次回に。
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