パースニップできんぴらを作ってみました。
パースニップ(Parsnip)とは
パースニップ500g 2.99ドル(約251円)でした。
1ドル=84円計算。2021年4月17日現在。
パースニップ(Parsnip、学名:Pastinaca sativa)は、セリ科の二年草(一年草としても栽培可能)。ニンジンに似た根菜で、別名にアメリカボウフウ、シロニンジン、サトウニンジン。ヨーロッパ原産。食用となる主根は白く肉質で、ニンジンに似た香気があり、味は淡白で甘みとわずかな苦味がある。煮崩れしないため、ポトフやシチュー、ボルシチなどの煮込み料理に適している。葉や茎の汁はフラノクマリンを含み光線過敏を引き起こすため、取り扱いには注意が必要である。引用:Wikipedia
パースニップ(Parsnip)を生のまま食べてみたら、
皮が硬く中身がやわらかめの 古いにんじんを食べているような食感でした。
加熱調理をすることで、甘味が増し食感も良くなりました。
調理法としては、
焼く、ゆでる、炒めるといった方法の他、ロースト、ピューレ、グリル、蒸し焼きなどがあり、 ハチミツとの相性がいいようです。
ローストパースニップは、一部の地域でクリスマスディナーに欠かせないものとされています。 伝統的なサンデーローストで使われていることも多いです。
パースニップは、ゴボウのように使える?
パースニップ(Parsnip)は、
きんぴらごぼうのごぼうの代わりに使えるという人もいますが、
細い根っこの部分や繊維が、ごぼうの食感に少し似ているだけで、
やはり、別名「白にんじん」といわれるだけあって、
ニンジンに近い味です。
千切りがいけなかったのかな?
ささがきだとまた食感が変わったかもしれません。
そもそも、きんぴらって?
きんぴらとは
きんぴらは漢字で「金平」と書きます。
きんぴらの語源は、江戸の和泉太夫が語り始めた古浄瑠璃のひとつ「金平浄瑠璃」の主人公、坂田金平(さかたのきんぴら)の名前に由来する。坂田金平は坂田金時(金太郎のこと)の息子という設定で、非常に強くて勇ましい 武勇談として語られていた。ごぼうの歯ごたえや精がつくところ、また唐辛子の強い辛さが坂田金平の強さに通じることから 「きんぴらごぼう」という料理名が生まれた。引用:https://gogen-yurai.jp/kinpira/
パースニップで作るきんぴらレシピ
材料(1~2人分)
- パースニップ 1本
- にんじん 1本
- ゴマ油 適宜(サラダ油でもOK)
- 砂糖 小さじ1 ( 5ml)+1/2
- 酒 大さじ1(15ml)+1/2
- 白だし 大さじ1(15ml)
- みりん 大さじ1(15ml)+1/2
- 醤油 大さじ1(15ml)
- とうがらし 1つ
- いりごま 適量
白だしがない場合は
代わりに、めんつゆ、味の素のほんだし、うどんスープの素、だしじょうゆ、昆布茶などで代用できます。
白だしだけでなく、さけ、みりん、の調味料がない場合、
「さとう、しょうゆ、唐辛子」だけでも家庭的な味で美味しくできあがります。
その場合、味見をしながらお好みで調節してください。
しょうゆ(Soy Sause)は、外国のスーパーでも手に入れられます。
作り方
きんぴらパースニップの作り方です。
作り方
- パースニップ、にんじんを千切りにする。
- フライパンに油を熱して、①を中火で炒める。
- 野菜に火が通ったら、さとう→(さけ、白だし、みりん)→しょうゆ、刻んだとうがらし、を入れて味を染み込ませる。弱火にして、いりごまを入れて軽く炒める。
できあがり。
ニンジンと白ニンジンのキンピラといった感じに仕上がりました。
これはこれで美味しかったです。
でもゴボウと言われると?
だいぶ違う・・・
さいごに
砂糖、しょうゆ、唐辛子で甘辛く炒めた料理を「金平(きんぴら)」と呼ぶので、
いろいろな食材できんぴらが作れそうですね。
今回は、パースニップを使いましたが、れんこん、大根、にんじん、カブ、ピーマンなど
さまざまな野菜を使ってみるのも美味しそうです。
特に固い感触の皮、本来捨てるようなだいこんの皮などを利用した
食材を使うのもきんぴらに合います。
オーストラリアでも日系スーパーで生のゴボウを買うことができますが、
料金は高めで、売っていない場合も多いです。
中華系のスーパーではゴボウは売られてなく、ただの根っこと思われているようで人気がありません。
ゴボウは、独自の風味と食感があり、豊富なビタミン、ミネラルなどの栄養もたっぷりで
高血圧や脂質異常の改善にも役立つと言われています。
豚汁やきんぴらごぼうなど、用途が広く美味しいですよね。
私は、日本にいる時は、ゴボウばかり食べています(笑)
和食のおかずとして大人気なきんぴら。
さまざまな食材を使ってオリジナルきんぴらを作ってみるのも楽しそうです。
きんぴらをお弁当にちょこっと入れて、ピリっとしたアクセントにしたり、
今晩の夕食のおかずの一品にお酒のおつまみとしてなど。
海外でも「きんぴら」どうでしょう~。
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