オーストラリアに来たら、とりあえず本場のオージービーフを食べてみたいですよね。
シドニーで地元の人にも人気な絶品ステーキをどうぞ。
Kingsleys Steakhouse(キングスレイズ ステーキハウス)
コロナ禍で潰れるお店も多い中、
ここは昔から人気で、今でも健在する人気店です。
日本のガイドブックにのることはあまりないですが、
知る人ぞ知るオージービーフを食べたいならココでしょう!的な、地元民から愛される隠れ家的ステーキハウスです。
お値段も良心的なんです。
ガイドブックやツアーで紹介されないのは、コミッションの関係なのかな?
場所
29A KING STREET SYDNEY
シドニーシティ中心部にあります。
カジュアルな雰囲気で、店内はパブのようなにぎやかさ。
人気店なので、予約して行くのがベスト。
オーストラリアステーキを食べるならここで決まりでしょう!
パブのようなにぎやかな雰囲気です。
1人で食べに来ていても、気にせず入れます。
飲み物
まず最初に、飲み物を。
スパークリングワインにしました。
Sparkling Wine (Piccolo 200mls)NV Pauletts Polish Hill Sparkling Brut Adelaide, SA $16(約1472円)
(1ドル=約92円計算。2022年3月26日現在)
タップウォーターは無料。
前菜
前菜はシドニーロックオイスターにしました。
Sydney Rock Oysters
Natural | Kilpatrick | Wasabi Lime Dressingから選べます。
1/2 DOZ $28(約2576円)
(1ドル=約92円計算。2022年3月26日現在)
シドニーロックオイスターは、濃厚で美味しいんですよ。
メイン
Havericks Dry Aged Beef – NSW
Dry Aged Rib on Bone Pasture Fed 400g $78(約7176円)
(1ドル=約92円計算。2022年3月26日現在)
牛肉は熟成されることにより、酵素の働きで肉質が柔らかくなります。
Riverina Pasture Fed Beef – Wagga Wagga, NSW
Eye Fillet YG 200g $48(約4416円)
(1ドル=約92円計算。2022年3月26日現在)
Riverina Pasture Fed Beef – Wagga Wagga, NSW Eye Fillet YG 200gの方が、私好みの味でした。
ステーキには、ポテト(マッシュ、グリル)かサラダが付きます。
デザート
Warm chocolate , Candied Almonds, Vanilla Ice Cream $16.00(約1472円)
(1ドル=約92円計算。2022年3月26日現在)
誕生日ケーキに使っている人がいたので、同じものをチョイス(笑)。
甘さ控えめな温かいチョコレートスフレに冷たいアイスクリームが合います。
Liqueur Affogato, Espresso, Vanilla Bean Ice-Cream & Liqueur of Choice $18.00(約1656円)
(1ドル=約92円計算。2022年3月26日現在)リキュール付きも選べます。
当然リキュール付きにしました。
コーヒーには、コーヒー豆の入ったチョコレートが付いてきました。
このコーヒー豆にチョコレートコーティングされたものは、ロックスマーケット発祥で人気となりました。
美味し~。
エンターテイメントブックを使ったので25%オフでした。
ちょっと食べすぎてしまいました。
牛肉の主な部位
Neck(ネック)・・・赤身の多い部位。角切りにして煮込み料理などにおすすめ。
Chuck(かた)・・・脂の少ない赤身の部位。スープなどの料理におすすめ。
Chuck Roll(かたロース) ・・・適度な脂と味わいがある部位。すき焼きや焼肉などの薄切りで使用されています。
Rib (リブロース)・・・きめ細かく肉の味が味わえる部位。ローストビーフやステーキに使われています。
Sirloin (サーロイン)・・・やわらかく、肉質の良い部位。ステーキに最適。
Fillet (ヒレ)・・・やわらかく脂が少ない。カツやステーキに適した部位。
Brisket(バラ)・・・赤身と脂がほどよくあります。シチューや焼肉に使われます。
Topside (モモ)・・・脂が少ない部位。
Shin (スネ)・・・スジの多い部位。煮込むとやわらかくなります。カレーなどの煮込み料理に。
Rump(ランプ)・・・やわらかい赤身の部位。あらゆる料理に利用できます。
Silverside (そともも)・・・脂が少なく、やや硬めの部位。薄切りで炒め物に合います。
Yearling ・・・若齢牛
マーブリングスコア(Marbling Score)
Wagyu は、マーブリングスコアという霜降り具合の数値によって、ランク分けされています。
マーブリングスコア(Marbling Score)の数値(1~ 9)が高いほど、霜降りの状態が良い(最高値は 9)とされています。
オーストラリアで飼育されている 主な牛の種類
Angus(アンガス)
スコットランド原産の牛。やわらかい肉質が特徴で、その肉質のために
大量の穀物を飼料としています。
牛の食べ物によって分けられます。
Grain fed beef …穀物肥育牛
Grass fed beef …牧草肥育牛
Hereford(ヘレフォード)
イングランド原産の牛。
丈夫で飼育しやすく、オーストラリアの中部や北部での飼育が盛んです。
Murray Grey(マリーグレー)
オーストラリアでスコットランド原産のショートホーンと
アンガス種を交雑してできた牛。
成長が速く、飼育効率が良いことが特徴。
Brahman(ブラーマン)
コブウシとタウリン牛の交雑種の家畜用肉牛。気候的に暑さの厳しい場所でもよく育ち、病気になりにくい強い体の牛。オーストラリア北部の熱帯地域で多く飼育されています。
Dry Aged
乾燥熟成された牛肉。
乾燥熟成肉(かんそう じゅくせい にく)は、食肉を調理前にある程度の期間保存することで、食味や食感を変化させた食品。
WAGYU
オーストラリアの Wagyu には、
【フルブラッド(Fullblood)】… 和牛の血が 100%の牛。
【クロスブレッド(Crossbred)】… 和牛の血が 50%以上の牛。飼育方法の違う他の種類の牛の血も入った牛。
和牛の血のパーセンテージでランクが分かれます。
和牛の血の割合が50%のものが一番低いものとなります。
それ以上は、 Wagyu と位置づけられています。
現在オーストラリアは日本に次いで世界第 2 位の Wagyu 産業国となりました。また、輸出に関しては世界第1位となり、大きな産業に発展しています。参照:Australian Wagyu Association Ltd(豪州和牛協会)
肉の焼き加減
How would you like your steak?
肉の焼き加減はどうしますか?
と聞かれますのでお好みの焼き方を伝えましょう。
肉の焼き加減
RAW・・・生肉
BLUE ・・・ほとんど生。表面だけを軽く焼く。
Blue Rare・・・表面を10秒焼いた状態。中身は生。
RARE ・・・肉の表面を強火で焼き、中は血が出るほどのほとんど生
MEDIUM RARE・・・レアとミディアムの中間。
MEDIUM ・・・肉の中心部に赤みが残るほんのりピンク。
MEDIUM WELL ・・・ミディアムよりさらに焼いた状態
Well・・・全体に火が通った状態
WELL DONE ・・・肉の内部に赤みが残らないよく焼いた状態。
私はいつもMEDIUM RARE(ミディアムレア)。
Kingsleys Steakhouse(キングスレイズ ステーキハウス)では、
焼き加減も完璧でした。
さいごに
オーストラリア シドニーで、とりあえず美味しいオーストラリアビーフを食べたい方におススメのお店です。もちろん、パブやスーパーのお肉も美味しいものもありますが、このお店のお肉はハズレがありません。日本に比べて安く美味しいステーキを思う存分味わうことができます。
肉の種類の食べ比べをしてみるのもいいでしょう。
オーストラリア人には、脂の多い肉はあまり良くないといった見方がありますが
WAGYUは高級ブランドとして位置づけられています。
WAGYU には、脂の旨みがあり、脂と赤身が良い味を作り出しています。
オージービーフとは、また違った魅力がありますね。
オーストラリアに来たらぜひ、オージービーフだけでなく
オーストラリア産WAGYUもお試しあれ。
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