横浜のカップヌードルミュージアムに行って来ました。
レンガ風の造りの外観が目印で、
建物裏には海が広がり自然を感じさせる場所にあります。
カップヌードルミュージアム 横浜
【入場料】
大人 (大学生以上):500円
高校生以下は無料
年間パスポート:大人 (大学生以上):1,500円
(アトラクション利用料別途)
【開館時間】
10:00 〜 18:00 (入館は17:00まで)
休館日:火曜日 (祝日の場合は翌日が休館日)、年末年始
【住所】
〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-3-4
横浜駅から、みなとみらい線で、
・「みなとみらい駅」から徒歩約8分
・「馬車道駅」より徒歩8分
の場所にある「カップヌードルミュージアム 横浜」です。
世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明し、
地球の食文化を革新した日清食品創業者・安藤百福(あんどうももふく)の
「クリエイティブシンキング=創造的思考」を数々の展示を通じて体感することが出来ます。
インスタントラーメンにまつわる展示、歴史だけでなく
自分だけのオリジナルカップヌードルが作れたり、
楽しみながら学べる体験型食育ミュージアムで修学旅行生にも人気の場所となっています。
カップヌードルミュージアム名誉館長に
人類で初めて宇宙でラーメンを食べた野口 聡一 宇宙飛行士が就任しています。
カップヌードルミュージアムフロアマップ
1階
・エントランスホール
・ミュージアムショップ
・安藤百福ヒストリー
・クリエイティブシンキング ボックス
・百福の研究小屋
・百福シアター
・インスタントラーメンヒストリーキューブ
・チキンラーメンファクトリー
・マイカップヌードルファクトリー
・NOODLES BAZAAR ワールド麺ロード
・カップヌードルパーク
・イベントホール
・安藤スポーツ・食文化振興財団
1F
エントランスホールの受付で、
当日チキンラーメンファクトリーの空きがあったので、その場で予約して整理券をもらいました。
これで世界に1つだけのオリジナルカップラーメンが作れます。(うふふ♪)
最後に、ミュージアムショップで
日清食品のカップラーメンやひよこちゃんグッズもあるお土産を買って帰ることにしましょうか。
5F
まだ、オリジナルカップラーメンを作るには少し時間があったので、
まずは
NOODLES BAZAAR ワールド麺ロード(4F)で食事をすることにします。
最上階の5F(イベントホール、安藤スポーツ・食文化振興財団)はCloseでした。
4F
NOODLES BAZAAR ワールド麺ロード(4F)
安藤百福が「麺」のルーツを探し求めて「麺ロード」を旅する途中で出会った、
世界各国のさまざまな「麺」を味わえるフードアトラクションです。
アジアのナイトマーケットをイメージした空間で、
世界の麺の食文化を楽しむことができます。
【運営時間】
11:00 〜 18:00 (ラストオーダー 17:30)
【料金】
1食 400円 (ハーフサイズ)
ミニチキンラーメン 1食 200円
各国のデザート 1食 400円
各国のジュース 1本 200円
ドリンクバー 200円
それぞれのヌードルショップの前に券売機があります。
メニュー
- イタリア(パスタ)
- カザフスタン(ラグマン)
- 中国(蘭州牛肉面)
- 韓国(冷麺)
- ベトナム(フォー)
- タイ(トムヤムクンヌードル)
- マレーシア(ラクサ)
- インドネシア(ミーゴレン)
1食(ハーフサイズ)400円(税込)
1食ハーフサイズなので、少しずつ様々な国のヌードルが試せます。
カップヌードルのソフトクリームまであります!
・ドリンクバー200円
・各国のジュース200円
謎肉丼は、売り切れでした。
謎肉丼
料金 : 1食300円 (消費税込)
販売場所 : 「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」
販売期間 : 2017年10月1日(日) ~ ※土曜日、日曜日および祝日のみの限定販売
販売数量 : 1日29食限定
隣は、カップヌードルパークです。
カップヌードルパーク
「カップヌードル」の製造工程を体感することができるアスレチック施設です。
巨大な工場の中で自分自身が「麺」となり、
製麺から出荷されるまでの工程を、子どもたちが楽しみながら全身で体験していく面白い施設。
※ 運営休止中。
カップヌードルの箱が、そのまま組み立てられています。
自分自身が麺になるw面白い!麺になるなる~!
カップヌードルファクトリーの予約時間になったので、
マイカップヌードルファクトリーで、
世界にひとつだけのオリジナルカップヌードル作りに挑戦です。
わくわく!
3F
マイカップヌードルファクトリー(3F)
世界でひとつだけのオリジナルカップヌードルをここで作ることができます。
自分でデザインしたカップに、4種類の中からお好みのスープ、
12種類のトッピング具材から4つの
トッピングを選びます。味の組み合わせは、合計5460通り!
【利用料金】1食400円(税込)
オリジナルカップヌードルの作り方
- 自動販売機で専用カップを買います。
- アルコールで手を消毒します。
- カップをデザインします。
- 麺をセットします。
- スープ・具材を選びます。
- カップにフタをします。
- シュリンク包装をします。
- エアパッケージに空気を入れます。
- マイカップヌードルの完成!
アテンドがいるので、指示に従って案内されるように動けばいいだけです。
最後は透明のバッグにカップヌードルを入れてできあがり。
で、なんだあれ?の注目を集める事間違いなし!
隣には、チキンラーメンファクトリー。
チキンラーメンファクトリー
「チキンラーメン」を手作りできる工房。
小麦粉をこね、のばし、蒸したあとに味付けをし、
「瞬間油熱乾燥法」で乾燥するまでの工程を、楽しみながら体験することができます。
【利用料金】
小学生 500円(税込)
中学生以上 800円(税込)
参加者全員に「ひよこちゃんバンダナ」のお土産付き。
※ 運営、予約受付休止中。
チキンラーメンファクトリーでカップラーメンを作った後は、
ゆっくりミュージアムを見て回ることにします。
2Fに行きます。
2F
インスタントラーメン ヒストリーキューブ
「チキンラーメン」から始まったインスタントラーメンのラインナップを展示しています。
約60年前にたったひとつの商品から始まったインスタントラーメンが、
今や世界的な食文化へと発展していく様子を、
3,000点を超える圧倒的な数のパッケージで表現しています。
懐かしいパッケージが見つけられますよ!
ここで待っていると百福シアターが始まります。
百福シアター
波乱の人生を乗り越えて世界的な発明を成し遂げた安藤百福の生涯を、
「MOMOFUKU TV」と題したCGアニメーションで展開します。
安藤百福の「クリエイティブシンキング=創造的思考」の原点となる
”6つのキーワード”を、楽しくわかりやすく紹介してくれます。
安藤百福の6つのキーワード
安藤百福の「クリエイティブシンキング=創造的思考」の原点となる6つのキーワードです。
- まだ無いものを見つける→「あったらいいな」を探す。
- なんでもヒントにする→アイデアのヒントは身のまわりに転がっている!
- アイデアを育てる→発明はひとりじめせずみんなに使ってもらう!
- タテ・ヨコ・ナナメから見る→いろいろな視点!
- 常識にとらわれない→アタリマエと思っていることを疑う!
- あきらめない→一度や二度の失敗にもくじけない!
百福シアターが終わると、百福の再現研究小屋。
百福の研究小屋
世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が誕生した研究小屋を忠実に再現しています。
たとえ特別な設備がなくてもアイデアがあれば、ありふれた道具だけで世界的な発明が生み出せる(安藤百福)
そんなメッセージが、この小屋に込められています。
ニワトリ小屋もあります。
安藤百福が初めて開発したインスタントラーメンはチキンラーメン。
チキンスープを採用したのは息子の好みでした。
ニワトリが暴れたことがトラウマとなり鶏肉を食べられなくなっていた息子。
鶏ガラスープのラーメンなら食べることができたことから、
安藤百福は最初のインスタントラーメンスープにチキンスープを採用したそうです。
にわとりを怖がった子どもにチキンスープを食べてもらおうとチキンラーメンができたのです。
百福研究小屋の次には、クリエイティブシンキングボックス。
クリエイティブシンキングボックス
先ほどの6つのキーワードが用意されています。
- まだ無いものを見つける→「あったらいいな」を探す
- なんでもヒントにする→アイデアのヒントは身のまわりに転がっている!
- アイデアを育てる→発明はひとりじめせずみんなに使ってもらう!
- タテ・ヨコ・ナナメから見る→いろいろな視点!
- 常識にとらわれない→アタリマエと思っていることを疑う!
- あきらめない→一度や二度の失敗にもくじけない!
ミュージアムは、見る者の五感に訴えかける手法で表現しています。
次は何が出てくるのかな?といった期待感、ワクワク感。
想像性(クリエイティビティ)をはぐくむうえで欠かすことのできない6つの要素を
体感することができます。
安藤百福ヒストリー
安藤百福の生涯を、当時の時代背景や親しみやすいイラストをまじえながら、
全長約58mの大パノラマで紹介。
「クリエイティブシンキング ボックス」の”6つのキーワード”ともリンクしながら、
人生すべてを”食”の創造に捧げた安藤百福の足跡をたどります。
さいごに
安藤百福は、戦後の貧しい時代に食べるものがなく飢えに苦しむ人々の姿を見て、
世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明し、
青少年の非行が大きな社会問題となっている時、子どもたちの健全な心身育成のために、
私財を提供して安藤スポーツ・食文化振興財団を設立しています。
見返りを期待せず相手に多くを与えることができる人こそ
成功者になれるのだと思います。
今の世の中、自分の事ばかりに精一杯で受け身でもらうだけで(自分も含めて)
余裕がなく、テイクばかりな人が多い気がします。
自分自身が満たされて、誰かに与える(ギブ)ことのできる人になれればいいな。
事業を始めるとき、金儲けをしようという気持ちはなかった。何か世の中を明るくする仕事は無いかと、そればかり考えていた。(安藤百福)
安藤百福 2007年1月96歳で永眠。
安藤百福の言葉が、ミュージアムの周囲にもたくさん埋め込まれていて、
1つ1つ心に染み入りました。
チキンラーメン不味いっていってごめんなさい。
いろいろな視点!ということで許してね。
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