「バズレシピ」で人気の料理研究家リュウジの
お母様直伝の思い出の味、
「ディスコのきゅうり」を作ってみました。
ディスコのきゅうりレシピ
ディスコのきゅうりの作り方。
調味料
・塩 小さじ1/4
・味の素 4振り
・ごま油 小さじ2
輪切りにしたきゅうりに調味料をあえる。終。
輪切りしたきゅうりに調味料をあえるだけの簡単レシピです。
このレシピは「浦安マハラジャ」のものだそうです。
マハラジャ
マハラジャ (MAHARAJA) は、1980年代 – 1990年代にNOVA21グループが日本全国に展開した高級ディスコチェーン店の総称。1980年代のバブル期を代表するディスコの1つでもある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マハラジャは、入店するのに服装チェックがあり、
黒服と呼ばれる人がお客さんをチェックしていました。
カジュアルな服装は入店拒否。男性同士の入店も拒否。
店側の客の選別も話題となりました。
選ばれた人だけが入れるという優越感を持たせ、
ファッショナブルな大人だけが遊ぶステータスの空間。
バブル時代
でも、バブル時代のディスコなのに輪切りのきゅうり・・・?
あったっけ?
バブル時代は、イタ飯(イタリア料理)、ティラミス、ナタデココ、ハニートースト、
ボジョレー・ヌーヴォー、モスコーミュールなど、
当時は新しくおしゃれな食べ物・飲み物が流行っていました。
バブルの車
モテ車と呼ばれる3大名車は、ソアラ、シルビア、プレリュード。
別名、女子大生ホイホイ。
(ドアを開けて誘っただけで、女子大生が飛び乗ってきたから)
これらの車をもっているだけで、顔はブサメンでも
アッシー(バブル用語:車で送り迎えを任される男性)にはなれます。
アッシーでもいいという男性も当時はいたのです。
バブル女子たちは、車で男を値踏みし、
車のない男には見向きもしませんでした。
バブル時の職業ピラミッド
1:ヤンエグ、空間プロデューサー
2:スポーツ選手、芸能人
3:大学生(金持ち大学生)
4:サラリーマン
5:公務員(安定はカッコ悪いことだった。)
バブル時、底辺にいたのは公務員。
当時、地味で地に足の着いた職業ほど下に見られていました。
ヤンエグは、ヤングエグゼクティブ、
成功した青年実業家や一流企業のサラリーマンを意味します。
バブル時の恋愛マニュアル
男の服装はプロデューサー巻き(セーターなどを肩にかけ袖口を緩く結ぶ)で
デートはイタ飯(イタリアン料理)。
食後は空間プロデューサーがコーディネートしたゴージャスなバーで
彼女を甘いカルーアミルクなどで酔わせ、ホテルや部屋に誘う。
自宅に誘う場合は、「ウーパールーパーを見に来ない?」も可。
バブル女子はこれでイチコロと言われましたw。
インドネシアの味の素
「ディスコのきゅうり」を作るのに、
味の素が家になかったので買いに行きました。
マハラジャは味の素を使っていたのか。
オーストラリアで売られている味の素は、インドネシア製。
味の素100g$1.2(約103円)
(1ドル=約86円計算。2021年10月26日現在)
味の素はインドネシアで大人気商品です。
もし、あなたの名前がマサコさんなら、
マサコ大好き!
マサコ愛してる~!
私も好き!
インドネシア人から「マサコ!大好き!」コールでもてもてでしょう。
どの人からも言われ、人気者になります。
「Masako」は、
インドネシアの食卓に並ぶ味の素の人気調味料(コンソメ顆粒)の名前です。
他にも、「Mayumi」、「Saori」と名前がついた味の素の調味料も人気です。
Ajinomoto「Saori」 オリエンタルソース
Ajinomoto「Mayumi」マヨネーズ
Ajinomoto「Masako」コンソメ顆粒
マユミさんも、サオリさんもインドネシアで超有名人です。
主婦に人気の家庭用調味料としてだけでなく、
レストランや屋台、どこに行っても人気です。
インドネシアの街を歩けば、店でマユミ、サオリが売られ
屋台にマサコが吊るされているのを見る事ができるでしょう。
ディスコのきゅうりアレンジ
そのまま料理研究家リュウジの「ディスコのきゅうり」では面白くないので、
ワンレン、ボディコンをイメージしてアレンジしてみました。
お立ち台~。
- きゅうり 1/2本
- にんじん 1/2本
調味料
- 塩 小さじ1/4
- 味の素 4振り
- ごま油 小さじ2
「ディスコのきゅうり」に、にんじんが加わっただけですw
これらの野菜をワンレンのように綺麗にピーラーで薄く切り
調味料で味付けし
くるくる踊るように巻き付け(ランバダ風)爪楊枝でさすだけです。
ぶっとび~。
さいごに
ディスコのきゅうりで味の素を思い出しました。
2001年にインドネシア 味の素事件もありましたが、
今もインドネシアで味の素は大人気です。
厳しいハラル認証を取得したことは、
インドネシア人にとって安全・安心の信頼度の高いものになるからです。
日本でも昔はどこの家庭にも味の素はあったのに
風評被害で避けられるようになりました。
あまり知られていませんが、ハッピーターンとかのお菓子やラーメン屋さんのラーメン、チャーハン・・・、
味の素が含まれる食品は日本にもたくさんあります。
これを機に
また赤いキャップの味の素、料理に使ってみようかな。
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