オーストラリアは、最近ノンフライヤー(エアフライヤー)が人気のようで、
Kマートに売り出された時は、売り切れ品薄状態にもなっていました。
2013年にフィリップスのノンフライヤーが発売されてからは、
オーストラリアのお店にはフィリップスのノンフライヤーくらいしかなかったのですが、
今では多くのメーカーが出していて、種類も豊富でどれにしようか迷うほど。
値段も安くデザインもおしゃれになりました。
ノンフライヤー(エアフライヤー)とは
ノンフライヤー(エアフライヤー)とは、油を使わずに揚げ物をする調理家電です。
オーストラリアでは、エアフライヤーと言います。
熱風を容器内に循環させることにより、
食材自身の持つ脂分だけで揚げた状態に近づける加熱方法を使っているそうです。
既にオーブンレンジで使われている方式です。
余計な油を使わないので、カロリーが抑えられてヘルシーな揚げ物ができあがります。電気で揚げ物をするので、油はねもなく、子どもやお年寄りにも安全に使えます。
こんな感じの ↑
フィリップスのノンフライヤー(エアフライヤー)くらいしかなかったのです。
家に備え付けのオーブンは、オーストラリアだとアパートでも普通にあるようにどこのご家庭にもありますが、汚れやすく掃除が面倒になってきます。私の場合・・・。オーブンバッグを使ったりすると汚れなくていいですが、ちょっと1人分料理したい時とか、じっくり時間をかけてスロークックなんて面倒になってきたのです。
オーブンバッグはこのようなもの ↓ です。
オーブンで調理する時に、このオーブンバッグがあると便利です。
味付けしたお肉をオーブンバッグに入れて、しっとりとお肉もジューシーに仕上がります。
オーブンも汚れません。これは、これで便利ですよ~。
フライヤーとは
ちなみに、容器に油を入れて調理する家電は、フライヤー です。
こちらは、油を電気で加熱して揚げ物をするタイプです。
私は、エアフライヤー (ノンフライヤー)を買うまで、こちらのタイプのフライヤーを使っていました。
フライヤーのメリットとデメリット
メリット
- 油ポットとして、そのままおくことができる。
- 温度調節が簡単にできる。
- 異常加熱防止機能があって安心。
デメリット
- 何回か使った後の油処理が面倒。
- 大量の油を使う。
- 油を使うので(油はねなど)汚れる。
フィリップスのエアフライヤー(ノンフライヤー)が出始めた頃は、
大きい、高い、美味しい揚げ物にするには、コツがいる・・・
など聞いていたので、購入しなかったのですが、
最近のブームで、種類豊富、価格も安くなり、小型化され、簡単調理でヘルシー、
と良いこと尽くしの評判を聞いて買うことにしました。
私が、選んだのはこれ。
Targetブランドのエアフライヤー(ノンフライヤー)
今回私が買ったのは、ターゲットのブランド
Adela 2L Quick Snack Air Fryer TSAF20 です。
今まで、色々見て探していたのですが、
これが一番かっこいい~♪&お値段お手頃なので決めました。
Target で 59ドル(約4720円。1ドル80円計算)でした。
5000円程度の調理器具でこれだけ働いてくれれば、いいでしょう!
デザインも良いしタッチパネル。
2Lサイズであまり大きくなく、バスケットのとりはずしもできるので掃除も簡単にできます。
説明書も付いていますが、読まなくても誰でも簡単にできるシンプル操作。
さっそく、冷凍のチップスをエアフライヤー(ノンフライヤー)を使って揚げてみました。
早い!簡単!さくさく!美味しい~!
これにチキンソルトをかけて食べるとオーストラリア風のチップスになります。さらに、トマトソースやアイオリソースをつけて食べると上級者です。美味しさアップ!
チキンソルトとは
チキンソルトは、シーズンドソルト(seasoned salt)、シーズニングソルト、チップスパイス(chip spice)などと呼ばれていて、食塩、ハーブ、香辛料、 香料を混合したものです。
オーストラリアでは、一般的にチキンソルトと言われています。
フィッシュアンドチップス店に行くと、チップスにチキンソルトかける?と聞かれたりします。チキンエキスが入っているので、ベジタリアンは食べられないからです。
ノンフライヤー(エアフライヤー) のメリットとデメリット
メリット- 油を少量しか使わないなので、カロリーを抑えられる。
- 掃除が楽。油の後処理をしなくてよい。
- 揚げ物以外にもオーブンのように使える。
- 少量でも気軽に料理できる。
- 冷めた天ぷらなどの温め直しもカリッと仕上がる。
オーブンのように予熱もいらないので、入れてすぐ調理でき、鳥皮など脂身が多い肉を調理する時など、余分な脂がとれカリッと仕上がります。
また、出来合いの天ぷらやケンタッキーフライドチキンを温めなおすと、さくさくカリカリの触感になってもとの美味しさによみがえります。
バスケットの取り外しができるので洗い物も簡単。
デメリット- 本体サイズが大きい。
- ピザやローストチキンなどの横・縦に大きな具材が入らない。
- 少人数分しか調理できない。
- 具材によっては焼き色が悪くなる。(油で揚げないので)
- 調理過程を見る事が出来ない。(ガラス張りになっていないので)
私の買ったエアフライヤー (ノンフライヤー) は、そんなに大きくないのですが、やはり収納スペースがないと邪魔になる大きさです。
また、料理できる量の問題もあります。食べる量にもよりますが、1人暮らしの人やちょっと一品料理を食べたいとか、一度に大きな具材の調理をしない人には使えますが、大家族で食べるような大量の料理を調理するには向きません。鶏の丸焼きなど。←入りませんし!
また、衣がつく自作唐揚げなどの料理はコツが必要で、オイルスプレーをたっぷり振りかけて焼かないと美味しくなさそうな出来栄えになります。 灰色の塊で色が悪くなります。
また、ガラス張りのオーブンのように焼き加減を見ながら調理することができません。
デメリットはこんな感じでしょうか?
Target に行くなら、Flybuys も忘れずに!
さいごに
私は、ノンフライヤー(エアフライヤー)買って良かったです。5000円以内で買えたし、食材入れて温度と時間セットするだけでカリッカリの揚げたて料理ができあがります。
油を使わないので、カロリーだけでなくコストも時間もカットできます。油の値段も高いですからね。また、1人分など少量の揚げ物を食べたい時にも使えるので便利です。
ポテトなどの冷凍食品を入れて、スイッチ入れるだけで数分で揚げたてができてしまいます。オーストラリアの冷凍食品には、エアフライヤーを使った場合の温度や時間もパッケージに書かれているので、悩むことなく簡単にできてしまいます。
これから、どんなものがエアフライヤー (ノンフライヤー) で簡単にできるか研究してみようと思います~。
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