まるでサイゼリヤ、と噂される
オリーブの丘(関西国際空港店)に行って来ました。
オリーブの丘 関西国際空港店(2024年4月1日にオープン)
サイゼリヤの刺客か?
イタリア食堂 オリーブの丘
オリーブの丘は、すき家、はま寿司、ロッテリア、ジョリーパスタなどを運営する株式会社ゼンショーホールディングスのグループです。
【7550】株式会社ゼンショーホールディングス
100株 :787,400円 (2024年11月8日 終値)
配当利回り:0.89%
1株配当:70円
株主優待:食事券 1000円分(100株)
権利確定日:3月末日・9月末日
本場イタリアの乾麺を使用したパスタや
注文が入ってから生地をのばして焼き上げる本格ピッツァ、
カルパッチョ、アヒージョ、フリット、ブルスケッタ、ソーセージなどの多様な前菜、
お店で作られる自慢のオリーブの丘プリンは硬めで本格的な美味しさ、
選び抜かれたイタリアワインなど、
本場イタリア食材を使ったメニューがお手頃価格で楽しめます。
パスタ、ピッツァ、前菜、サラダ、デザートなど、定番のイタリア料理を
リーズナブルな価格で気軽に楽しめるイタリアンレストランです。
関東を飛び出して、全国展開中。
今回は、オリーブの丘 関西国際空港店に行って来ました。
オリーブの丘は、エアロプラザ 3F セキュリティチェック前にあります。
オリーブの丘 関西国際空港店
大阪府泉佐野市泉州空港北1 関西国際空港 エアロプラザ 3F
【店内サービス】
入口にある発券機に人数や席の希望を入力します。スタッフからの案内はありません。
テーブル番号が出てきて、各自移動します。
【注文の仕方】
オーダーはタッチパネル。メニューもあり、メニュー番号をタッチパネルのテンキーで入力する注文方式。簡単に操作でき分かりやすい。
紙ナプキンがなくて、他のテーブルまで取りに行きました。
だって店員さんいないんですもの。
【配膳ロボットが働く】
オリーブの丘では「KettyBot」が導入されてました。
製造元は中国の「PUDU」。PUDUは、ネコ型配膳ロボット以外にも様々なロボットを製造しています。
ネコ型配膳ロボット「BellaBot」は、よく見かけますね。
ちなみに、BellaBotロボットのお値段¥3,354,982 (税込)。
10年働いてくれるとして、1年間の給料33.5万円・・・は、人を雇うより安いか。
オリーブの丘で働くKettyBotには名前が付いていて、ローマ、ミラノの名前が付いていました。
そして、オー・ソレ・ミオの音楽を軽快に流しながらやってきて、持ってきた食事を座っているお客さんが取りやすいようにくるっと回ってくれます。
ワインはこぼれないように、固定されて持ってきてくれます。
テーブルの引き出しにカトラリーが入っています。
注文したものは、空港価格で通常より高くなっていますが、
それでもお手頃な値段。
ランチメニュー
本当はお得なランチメニューをオーダーしたかったのですが、
【ランチメニュー(平日限定)】
・月~金(土日祝祭日を除く)
・午前10時〜午後5時
・ランチサラダ OR ライス(大盛り無料)
・スープバー付き
・ドリンクバー付き
関西空港のオリーブの丘は、ランチタイムが9時~15時までで
15時10分に行った私はランチメニューを選ぶことができませんでした。えー。
それに、ドリンクは1杯のみ!スープバーもなし!
関西国際空港のオリーブの丘は、ランチメニューだけでなく料金も空港プライスなので気を付けましょう。
(例)チキンのオーブン焼き~シャキシャキ野菜ソース~セット 869円→1045円(税込)
私が注文したもの
銚子産いわしのマリネは、ちょっと生臭かったかな。それでも、この値段は安くてありがたい。
・マルゲリータ 通常価格540円→590円
・銚子産いわしのマリネ 通常価格290円→390円
・焼き芋モンブラン キャラメルソース添え 通常価格590円→790円
・たっぷりあさりとベーコンのアヒージョ(バケット3コ付) 通常価格¥490→590円
・ハウスワイン白 110ml 通常価格¥190→290円
いずれも税抜き価格の空港価格。
食事はロボットが運んでくれます。税込で合計2915円でした。あまり、安くは感じませんでしたが、空港でこの値段で飲んで食べられるのは安いでしょう。
たっぷりあさりとベーコンのアヒージョ(バケット3コ付)は、あさりがごろごろ入っていました。オリーブの丘は、サイゼリヤに比べると魚介類が強いな。
マルゲリータの生地は、薄焼きクリスピータイプで、カリッとした食感で美味しい。
それに、空港店だけあって、荷物置き場がどーんとひろびろ。
関西空港で荷物(スーツケース)をコインロッカーに預けるだけでも800円かかりますからね。これは、助かります。この日は、関西国際空港激込みで、コインロッカーも空いておらず、座る所もないくらいでした。でも、オリーブの丘は、エアロプラザで離れているからか空いていました。穴場かも。
スパークリングワインもあります。
ハウスワインのグラスとデキャンタもお手頃価格に感じますが、サイゼリヤと比べると高いですね。オリーブの丘のアルコールは全般的に高い。
期間限定メニュー
オリーブの丘ファンの間で大人気のしぼりたてモンブランシリーズ から出た「焼き芋とバニラジェラートのモンブラン」。注文を受けてから絞るモンブランが名物のしぼりたて。
秋の味覚をめいっぱい楽しめる焼き芋モンブラン~キャラメルソース添え~(790円)をデザートに注文してみました。栗x焼き芋の最強タッグ。別添えのキャラメルソースをかけて・・・って、今更気が付いたけど、キャラメルソース付いてなかったわ!もう!
・さつまいもチップ
・キャラメルソース
・バニラジェラート
・マロンペースト
・チョコクリスピー
・焼き芋
オリーブの丘では、席への案内や注文をはじめ、すべてにおいてロボットやタッチパネルを活用した自動化システムが導入され、作業効率の向上と労働コストの削減が徹底的に行われています。
最後の精算時に人間のスタッフが出てきて、確認と精算案内がありましたが、基本、入店から退店までスタッフと対面することなく精算が完了する仕組みになっていました。
すばらしい!
けど、キャラメルソース付いてない~ミスもある。
さいごに
オリーブの丘は、確かにサイゼリヤとよく似ています。新進気鋭で勢いのあるオリーブの丘。
一方、閉店が続くサイゼリヤ、負けそう。
でも、私はサイゼリヤも応援したい。
なぜなら、オーストラリアにはサイゼリヤの製造工場があるから。組合の力が強く人件費も高い経営者泣かせのオーストラリアに自社工場があるんですよ。すごくないですか?
多くの大手海外企業がオーストラリアに進出しては撤退を繰り返し・・・と厳しい市場環境が続く中、製造工場を持ち続けることができるというのは、
他には真似できない強さ、高い効率性、品質の高さ、価格の競争力、
その他、独自の経営戦略があるからなのだと思います。
オリーブの丘もいいけれど、オーストラリアと関係するサイゼリヤ、応援したくなります。頑張れ~サイゼリヤ!
オリーブの丘の話が、なぜかサイゼリヤになってしまってスミマセン。
【7581】(株)サイゼリヤ
1株 5720円(2024年11月8日終値)
配当利回り0.44%
1株配当 25円
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