
2025年7月3日放送のTBS「世界くらべてみたら」の世界駄菓子総選挙を見ました。
今回の特集は、アメリカ・フランス・インドの3か国で日本の駄菓子を試してもらい、どれが人気なのかを決めるというもの。
世界でウケる駄菓子はどれ?

駄菓子
駄菓子(だがし)は、日本で昔から親しまれてきた安くて気軽に買えるお菓子のことです。
子どもでもお小遣いで買えるように価格が抑えられていて、10円〜100円程度で楽しめるのが特徴。
種類もとても豊富で、ラムネ、キャンディー、ガム、スナック菓子、チョコレート、ゼリーなど甘いものからしょっぱい系まで揃っています。
「駄菓子屋さん」という子ども向けの小さなお菓子屋さんで売られていて、大人も子どもも懐かしい気持ちになれるお菓子として今でも人気です。
最近では、外国人観光客にも日本らしい手軽なお土産として注目されていて、海外の人に配ると意外とウケが良いんですよ。
もちろん、そのほかの日本の有名なお菓子も美味しいものがたくさんあるんですけどね。
今回は手ごろな駄菓子総選挙です。
さて、外国人にはどんな駄菓子が人気なんだろう?
今回の駄菓子

今回の駄菓子は、10商品のラインナップ。
・うまい棒(やおきん)
・キャベツ太郎(やおきん)
・蒲焼さん太郎(やおきん)
・ビッグカツ(すぐる食品)
・チョコバットエース(三立製菓)
・ココアシガレット(オリオン株式会社)
・さくらんぼ餅(共親製菓)
・さくら大根(遠藤食品)
・ふ菓子(鍵屋製菓)
・チロルチョコ ビス(チロルチョコ)
アメリカ・フランス・インドの人々に試食してもらい採点されました。
この10品の中から、外国で一番人気のお菓子はどれだと思いますか?
私は、よくドンキで外国人観光客が買っている「うまい棒」かなと思っていたんですが、
結果は・・・。
世界で試してもらったランキング
10位 蒲焼さん太郎

蒲焼さん太郎(かばやきさんたろう)は、日本の駄菓子の定番として親しまれている魚のすり身を使ったシート状のお菓子です。味付けは、うなぎの蒲焼き風の甘辛いタレ味。薄い一枚のシートが個包装になっていて、価格は30円前後ととても手頃。
本物のうなぎの蒲焼きは高級ですが、この蒲焼さん太郎なら手軽にあの味わいの雰囲気が楽しめると人気です。昔ながらの駄菓子屋さんでもよく売られていて、大人になっても「懐かしい!」と買ってしまう人も多いです。
最近では外国人観光客にもウケていて、特に甘辛い味が好きなアジア圏の方には好評。海外の人に「これ何の味?」と聞かれて「うなぎの蒲焼き風だよ」と教えると、興味を持ってくれることも多い駄菓子です。
フランスの人も言っていたけど、ワインに合いそう。ただし、圧縮して焼き固められているため、非常に堅い食感で、海外の子どもにはまったくウケていませんでした。
9位 さくら大根

さくら大根は、日本の昔ながらの駄菓子屋さんで売られている甘酸っぱい味付けの大根の漬物風駄菓子です。薄くスライスされた大根が、ピンク色の甘酢風味のタレに漬けられていて、見た目も鮮やか。
名前の「さくら」は、このほんのり桜色の見た目から。しっかりと酸味があり、甘酸っぱい味わいで、大人のファンも多い一品です。
価格は1袋30円〜50円ほどと手頃で、個包装タイプなので食べ歩きや小腹満たしにもぴったり。子どもの頃に買い食いした思い出があるという人も多い、ちょっと懐かしい漬物系駄菓子です。
酸味が苦手でむせやすい人は美味しくないと感じるようです。
8位 ビッグカツ

ビッグカツは、日本の駄菓子の定番として人気のカツ風スナック。その名のとおり、とんかつのような形と味をイメージした揚げ物風のお菓子で、衣のサクサク感とソースの風味が特徴です。
本物のとんかつではなく、魚のすり身(フィッシュシート)をフライ状に揚げて、甘辛いソース味をつけたもの。価格は30円〜50円ほどで、駄菓子屋さんやスーパーの駄菓子コーナーでよく見かけます。
好きな人は、ご飯のおかずにする人もいます。
外国でとんかつは人気なので、とんかつだと思って食べてまずいと思った人もいました。
7位 ふ菓子

ふ菓子は、日本の昔ながらの駄菓子のひとつで、小麦粉の「ふ(麩)」を黒砂糖ベースの甘い蜜でコーティングした棒状のお菓子です。長さ20〜30cmほどのスティック状のものが一般的で、駄菓子屋さんの定番商品として親しまれてきました。
見た目は黒っぽい色をした棒状で、パリッとした軽い食感と、ほんのり香ばしい黒糖の甘さが特徴です。価格は1本30〜50円ほどと手頃。
6位 チョコバットエース

チョコバットエースは、日本の昔ながらの駄菓子で、細長いバット型のパン生地にチョコレートをコーティングしたお菓子です。名前のとおり野球のバットの形をしていて、子どもの頃に駄菓子屋さんで買った思い出がある人も多い定番商品。
価格は1本30円前後と手頃で、当たりくじ付きのタイプもあり、「当たり」が出るともう1本もらえたり、駄菓子屋のちょっとした楽しみでもありました。
海外のお菓子は、くじ付きのお菓子はないので、珍しがられていました。
5位 ココアシガレット

ココアシガレットは、昭和時代から愛され続ける日本の定番駄菓子で、タバコの形をした細長いココア風味の砂糖菓子です。名前のとおり、見た目はまるでシガレット(タバコ)のようですが、もちろんお菓子。子どもたちが大人のマネをして口にくわえて遊びながら食べるのが昔は定番でした。
4位 うまい棒(コーンポタージュ味)

うまい棒は、日本を代表する駄菓子のひとつで、スナック菓子を棒状に成形し、さまざまな味付けをしたお菓子です。1979年発売以来、子どもから大人まで幅広い世代に愛されてきたロングセラー。
価格は1本10円(※近年は20円のものも登場)ととにかく手軽で、昔も今も駄菓子屋の定番商品。味のバリエーションが豊富で、定番のチーズ味・たこ焼き味・サラミ味・コーンポタージュ味など、その数は30種類以上にものぼります。
お土産で持って帰ろうとすると軽いのですがかさばりますね。
3位 さくらんぼ餅

さくらんぼ餅は、小さなお餅菓子です。鮮やかなピンク色が特徴。一口サイズで食べやすいです。爪楊枝でお上品に一つ一つ大切に食べていた記憶があります。
もちもちとした柔らかい食感が特徴で、ほんのり甘く、子どもから大人まで食べやすい味です。
外国人には、食感がいいみたいです。
2位 キャベツ太郎

キャベツ太郎は、日本の駄菓子の中でも人気のスナック菓子で、一口サイズのコーンスナックにソース味がしっかりついたお菓子です。名前に「キャベツ」とありますが、実際にはキャベツは入っていません。芽キャベツのイメージやキャベツにソースをかけて食べるから・・・の説があり、消費者自身で想像することも駄菓子の醍醐味であると説明しています。
価格は30円〜50円程度で、駄菓子屋やスーパーの駄菓子コーナーでよく見かけます。
サクサクとした軽い食感で、ソース味は甘辛くて濃厚。どこか懐かしい、昔ながらの駄菓子の味わいで、お子さまから大人まで幅広く愛されています。食べ始めると手が止まらなくなるほどの中毒性があります。実際、手が止まらなくなったアメリカの子どももテレビに映っていました。
パッケージには警官姿の蛙のキャラクターが描かれています。このキャラクターはキャベツ畑を見張っているという設定。蛙は害虫は食べるがキャベツは食べないから。
1位 チロルチョコ(ビス)

チロルチョコビスは、日本の人気チョコレートブランド「チロルチョコ」シリーズの一つで、チョコレートの中にビスケットが入っている小さなひと口サイズのチョコ菓子です。
サイズは小さくて手軽に食べられるため、駄菓子としても子どもから大人まで幅広く愛されています。価格は1個あたり30円前後が一般的。
外側はミルクチョコレートでコーティングされており、中にはサクサクとしたビスケットが入っているので、チョコの甘さとビスケットの軽い食感のバランスが絶妙です。食べやすく、ついつい何個も食べたくなる美味しさ。
海外で一番人気の駄菓子

1番人気は、チロルチョコ(ビス)でした。ビスケットの入った方。
これは、テレビを見ていると、外国の大人も子どもも大喜びでしたね。
インドでは、どの日本の駄菓子も味がしないとか薄いとか、なかなか味に厳しい意見や場面も多く見られましたが、
チロルチョコ(ビス)とキャベツ太郎は、味がいい!美味しい!好き!とインドでも人気でした。また、パッケージもかわいいので、チロルチョコ(ビス)はプレゼントにもなりそう~とどの国の人にも人気でした。
なるほど。メモメモ・・・。
さいごに
今までの海外への会社などへのばらまき日本土産のお菓子は、私はハイチュウ(←これ外国で大人気!ハイチュウの売れ行きが好調なのは、外国人の人気が押し上げていると思う。)でしたが、次回はチロルチョコ(ビス)にしてみようと思いました。
自分用にも10位から全部買って帰りたい。
パッケージもかわいいし、安くてどの国の人も美味しいと絶賛していたし。特にインド。
オーストラリアは移民の国で、さまざまな国の出身の人がいるので、きっと誰からも喜ばれるでしょう。安いし、小さいし、美味しいなら、ばらまき土産にぴったり。次回のお土産はこれにしようと思います。
これから旅行や出張、留学先でのお土産に悩んだときは、このランキングを参考にしてみるのがおすすめです。
TBSさん、良い企画ありがとう~!
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