
ALDIのチキンビリヤニ($8.99)がパニック買いされている記事を読みました。
ここまで話題なら、試さずにはいられません!
ということで、ALDIで買ってきました。
売り切れどころか、普通に買えました。
いや、普通にあるんかい!
ビリヤニとは?どこの国の料理?

ビリヤニは主に、
・ インド
・ パキスタン
・ ネパール
・ バングラデシュ
・ スリランカ
・ 中東の一部地域
の地域で食べられている料理です。
バスマティライスに肉やスパイスを重ねて炊き上げる、スパイス炊き込みご飯で、
カレーとは違いご飯そのものが主役なのが特徴です。
バスマティライス(Basmati rice)・・・
インド・パキスタン原産の長粒米で、特に香りの良さで知られる高級米。炊くとナッツやポップコーンのような天然の香り。パラっとしていてベタつかず、粘りが少なく、軽い口当たり。甘みは控えめで、スパイスやソースの味を邪魔しません。日本米のように「ご飯単体で食べる」より、料理と合わせて完成するお米です。
なぜ今ビリヤニが人気?
日本でも、乃木坂46の新曲が「ビリヤニ」だったり(笑)、コンビニのセブンのビリヤニが売り切れで食べられないとか、なにかとビリヤニ人気ですよね。
オーストラリアで人気の理由

もちろん本格的なスパイスが効いて美味しいとか、
特別なエスニック料理とかもあるでしょうが、
インド人・ネパール人など南アジア系移民の増加
が大きいと思います。
インド人の増加は特に2006年以降、そして2010年代後半から近年にかけて急激に進んでいます。ネパール人の増加は、2010年代後半から急上昇。
高等教育(大学・専門学校)への留学、技術・専門職向けの技能移民制度、労働市場の需要と永住権制度の変化、技能移民やパートナービザなどでも増加傾向など。
21世紀に入ってからアジア(特にインドとネパール)からの移民が急増しているという傾向は、オーストラリアの移民政策と教育需要の変化が大きく影響しています。
彼らは日常のごはんとしてビリヤニ食べますもんね。

ALDIのビリヤニは電子レンジで温めるだけの簡単料理。
本格的なスパイス感、ごろごろ入った柔らかく美味しいチキン、無理な辛さではないがちゃんと辛い。600g $8.99(約935円。1豪ドル≒104円計算。2025年12月13日現在)
Woolworthsにもあります。
350g$8(約832円)こっちは、ちょっとべたついた感じ。辛くもない。

日本でも、留学生や技能実習、就労ビザなどを通じて南アジア出身者が増え、彼らの日常食であるビリヤニが自然と広まっています。
その結果、彼らが日常的に食べ続けることで人気が押し上げられ、味もより本格的なものになってきたのだと思われます。
特に日本では現在、米価格の高騰や米不足が指摘されていますが、ビリヤニに使われるのは主に輸入米のバスマティライスです。
国産米とは別の流通ルートで供給されているため、こうした影響を受けにくいという特徴があり、その点も人気を後押ししていると考えられますね。
飲食店側にとっても、原価管理がしやすく、スパイスで満足感を出せるというメリットがあり、今の状況に合ったメニューだと言えます。
さいごに
話題のビリヤニを食べてみました。
最近になって、やたらと話題になり、「スパイスの香りが立ち上がる」「一口目から感動する」といった前評判を目にする機会が増え、あらためて期待して食べてみましたが、
う~ん。
やっぱり、私に言わせれば、
昨夜残った辛めのカレーをバスマティライスにぶちこんだだけの味ですかね。
確かにお米はパラパラで、日本の白米とは違うし、ボリュームもあります。
でも、言われているほどの奥行きや特別感は感じられず・・・。
それでも、決してまずいわけではありません。
ボリュームもあり、食事としての満足感は十分。
まあ、一度はためしてみてもいいかも的な。
流行りものとして経験してみる、という意味ではアリだと思います。
乃木坂46の歌にもあるように
ビリヤニを食べれば(恋が実るんだよ)
だまされたと思って(好きな人誘ってごらん)
ビリヤニの魅力で(想いは通じるよ)
知らんけど。
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