低価格を売りにするドイツのディスカウントスーパーALDI(アルディ)で、
北京(スタイル)ダックキットを買って来ました。
ALDI(アルディ)とは
今、英国や米国で存在感を増しているスーパーマーケット、ALDI(アルディ)。
かなりの勢いで世界中に広がっているドイツのスーパーマーケットです。
小売業界最大手ウォルマートも警戒するほどのスーパーマーケットで
世界進出を成功させています。オーストラリアにもあります。
ALDI(アルディ)成功の秘訣は、ユニークなビジネスモデル。
日本ではまだ知名度が低いので、
ALDI(アルディ)の名前は聞いたことがない人が多いと思いますが
リーマンショック後の不景気を逆手にとり、低価格をウリに急成長した企業です。
英国内で業界5位。
ウォルマートの子会社「Asda(アズダ)」の売り上げが落ちているのは、
ALDI(アルディ)の存在もあるでしょう。
ALDI人気拡大の秘訣
価格が安い
世界初のディスカウントストアと主張するくらい、価格の安さにはこだわりがあります。
価格を下げられる理由は、ALDI(アルディ)のプライベートブランド。
ALDI(アルディ)約90%の商品がプライベートブランド商品なので
低価格を維持することができるのです。
米国で人気が高い「Trader Joe’s(トレーダージョーズ)」を運営しているのも、
ALDI(アルディ)です。
プライベートブランド商品を上手く使い、オーガニックフードや多国籍の食材、
ワインなどを低価格で販売して庶民の人気スーパーとなっていきました。
価格は臨機応変
近隣店の特売に対抗して、ALDI(アルディ)は価格を臨機応変に変更します。
低価格をウリにしているため、消費者の期待を決して裏切らないのです。
バナナが良い例です。
バナナはオーストラリア人に人気の食品です。
どのお店も、バナナはお店の外から良く見える位置にあります。
オーストラリア大手のスーパー、
ウールワースやコールスよりもバナナの値段はALDIは対抗して対応しています。
八百屋の料金には負けることがありますが、かなり安く仕入れているようです。
売り場面積が小さい
ALDI(アルディ)は、日常生活に欠かせないベーシックな商品しか取り扱っていません。
食材、洗剤、化粧品にしろ、どれにしようか迷うなんてことはない(商品の種類が少ない)のです。単純明快の1種類のみだったり、取り扱うブランドが少ない。
また良いものしか取り扱っていないので、
効率よく買い物をしたい消費者には、時短になり好評です。
結局、新製品などのよく分からない商品を買うか迷うような物は置いていなくて、
本当に良い物、売れるものだけを置く。
無駄に広い店舗は必要ないということですね。
従業員の無駄な手間を省く
レジも棚卸も掃除もすべて、ALDI(アルディ)従業員がしています。
店舗内の商品ディスプレイは段ボール箱をそのまま陳列。
従業員の作業やコストも効率良く考えられています。
ALDI(アルディ)の面接試験では、ALDIのどんな商品が好きですか?と聞かれます。
面接するだけでなく、消費者の意見を取り入れてデータにしているのでしょう。
抜け目ない会社です。
ALDIで働きたい人は、ALDI研究しておきましょう。
バーコードが大きい
ALDI(アルディ)の商品は、個別の野菜販売もありますが、
ばら売りはほとんどなく袋入りでの販売になっています。
レジでいちいち測って値段を入力する手間がかからないようになっているのです。
商品についている長く大きなバーコードをピッっとスキャンするだけ。一瞬で終わります。
どんな位置からでもバーコードが読み取れるようになっています。
これでレジは早く、レジ待ちの時間も短縮できます。
お客さんは、自分で買い物かごに商品をせっせと入れます。
ショッピングカートがコイン式
お金(コイン)または、ALDIコインを差し込んで
ALDI(アルディ)専用ショッピングカートを使います。
もちろん自分のショッピングバッグを持ち込んでもOK。
お店の空き箱を利用する人もいます。(無料)
利用者が決められた場所にALDI(アルディ)カートを返却します。
お金(コイン)、ALDIコインが戻って来ないからです。
これで、駐車場に散乱したカートをスタッフが回収することなく、
従業員の作業をなくすことに成功しています。
余計なポイントなし
ポイ活が苦手な人もいるでしょう。面倒臭いし。
ALDI(アルディ)には、
割引クーポンやポイントカード、プレゼントなどは一切ありません。
いつでも安いというシンプルさが支持されています。
ALDIで北京スタイルダック購入
そんなALDIで、日本人の間で美味しいと評判の
北京スタイルダック($13.99:約1119円)を購入してみました。
※ 1ドル=80円計算しています。
まだまだ、ALDIおススメ商品はありますが
第一弾として、北京スタイルダックを今回はご紹介します。
北京スタイルダック中身
- パンケーキ(10枚)
- ダック(2つ)
- ホイシンソース
パンケーキもホイシンソースも入っているので、わざわざ買う必要ありません。
ネギときゅうりだけ用意しましょう。
レシピ
- ダックを電子レンジで3分温める。
- パンケーキを電子レンジで1分温める。
- 各自お好みの野菜を入れて、巻いてお召し上がりください。
ダックの巻き方
- ホイシンソース、ダック、ネギ、キュウリをパンケーキにのせる。
- 半分に折る。
- 写真のように折る。
- 出来上がり。
ダックには味が付いていて、
備え付けのホイシンソース(甘い!)は、つけなくてもいい感じでした。
また、ダックが大量に余ったので、残りのダックは野菜炒めにしていただきました。
冷蔵庫の余り野菜、ピーマン、ブロッコリーニ、ケール、玉ねぎにALDIダックの残りを入れて塩こしょうして炒めただけです。
これだけで、もう1品作れますね。
先日のケールチップスの残りのふりかけでおにぎりも作りました。
さいごに
ALDI(アルディ)は、安くて良い商品が揃っています。
節約にもなるし、時短料理の食材もあります。
有名ブランドの商品がなかったりしますが、ノーブランドでもこだわらず、
値段とそこそこの品質を求める人には良いスーパーだと思います。
ガソリンが安くなったり、ポイントやおまけが付くコールスやウールワースの買い物もいいですが自分に合った買い物をすればいいのではないでしょうか。
私は、コールス、ウールワース、ALDIと同じ敷地内にあるショッピングセンターで
広告を見て安いものをそれぞれのお店で買う方式です(笑)
どの商品を買うのかを自分で決めて使い分けて賢く買い物しましょう。
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