カーリング女子日本代表 ロコ・ソラーレ、銀メダル獲得おめでとうございます!
北京五輪で日本カーリング女子は、日本カーリング史上初となる銀メダル、
前回の2018年平昌五輪で銅メダルと2大会連続のメダル獲得となりました。
北京オリンピック
「北京五輪・カーリング女子・1次リーグ、日本4-8スイス」
日本は4-8でスイスに敗れてしまいます。
敗戦後のテレビインタビューで日本チームの選手たちは、
スイスに負けた時点で自分達が完全に敗退したと思っていました。
でも、4強入りを争っていた韓国がスウェーデンに敗れたので、
急遽、準決勝進出が決まります。
「ホント?嘘でしょ?」カーリング女子ら、泣き崩れ喜びます。
カーリング女子持ってますね。
4年前の平昌五輪時と酷似したこの状況から、
「again!」(まただね!)とスウェーデンから取材エリアですれ違いざまに声をかけられたそう。
カーリングガイド
カーリングは、氷上のチェスと呼ばれる戦術が求められるスポーツです。
もぐもぐタイム(デッドタイム)
ハーフタイムでの軽食を取りながらの作戦会議(5分)。
フルーツやゼリーなどの糖分を摂取することが多い。
カーリングは頭と体を使うので
いかに効率よく栄養補給を行って後半戦に備えるかも大事になります。
シンキングタイム
テレビ中継などで後ろに表示されているカウントダウン時計。
10エンドの試合のうち、各チームの持ち時間(シンキングタイム)は38分。
フリーガードゾーン
先攻チームのセカンドの1投目までは、相手のストーンをはじき出してはいけないルール。
アイスリーディング
石を操るための氷の読み。氷の状態は見た目では分からず、実際に石を投げて初めて分かる。(会場内の熱気、温度、湿度の変化などでも変わる)。
コンシード
最終の第10エンドまでいかないうちに試合が終わる「コンシード(concede=譲歩するの意)」。競技を続けても勝てないと判断した場合、相手チームの勝利を認める宣言のこと。
点差が開き、逆転が困難な場合に敬意をこめて握手を求める。
掛け声
「イエス」「ヤー」「ヤップ(イェップ)」
ブラシで掃けという意味。
「ハード」
もっと強く掃いて。
「ハリー」
もっと早く掃いて。
「クリーン」
軽く掃いて。ストーン前のゴミを取り除く意味。
「ウォー」「ノー」「アップ」
掃くのをやめて。
レレレのおじさんもびっくりでしょう!
運の良い人・悪い人の特徴
カーリング女子から学ぶ幸運。
スイスに負けた時点で、自分達はもう敗退したと思っていた日本カーリング女子。
しかし、4強入りを争っていた韓国がスウェーデンに4-8で逆転負けしため、
日本の準決勝進出が決まります。(テレビインタビュー直前)
まさに絶望からの準決勝進出発表。
なんという強運。
強運カーリング女子を見て気付いた事がありました。
運の良い人・悪い人の特徴
運のいい人 | 運の悪い人 | |
---|---|---|
・大きな声で明るくオープンな会話。 | ⇔ | ・小さな声で暗く陰でこそこそ悪口。 |
・そだねー。 | ⇔ | ・くそだねー。 |
・よく笑いよく食べる。 | ⇔ | ・薄ら笑いか無表情。 食べるものは極限まで節約。 |
・もぐもぐタイムに甘い物。 | ⇔ | ・人の不幸が蜜の味。 |
・悲しい時に泣き、楽しい時に笑う。 | ⇔ | ・人が悲しんでいる時に笑い、人が楽しんでいる時に悔し泣く |
・失敗を人のせいにしない。失敗は教訓。 | ⇔ | ・失敗は人のせい。教師(コーチ)のせい。 |
・ミスしても責めない。 | ⇔ | ・ミスした人を晒す。 |
・人(コーチ)の意見を素直に受け入れる。 | ⇔ | ・他人の意見を受け入れたら負け。 |
・仲間がうまくいったら褒める。 | ⇔ | ・仲間がうまくいったら妬む。 |
・分からない時は確認する。 | ⇔ | ・何が分からないのかが分からない。 |
・過去にこだわらず切り替える。 | ⇔ | ・過去にしがみつく怨念。 |
・リスクを常に考える。 | ⇔ | ・楽なプランを常に考える。 |
・諦めない心。できるかぎりやってみる。 | ⇔ | ・すぐに諦める心。できるかぎりやらない。 |
・コミュニケーションをとり、人付き合いを楽しむ。 | ⇔ | ・人付き合いが嫌いで楽しくない。 基本、しゃべらない。 |
・ミスは必ず改善する。 | ⇔ | ・自分を改善したら負け。 |
・視野が広くチャンスに気付く。 | ⇔ | ・視野が狭くチャンスを逃す。 (SNSなどの情報のみ) |
カーリング日本女子がうるさい、うざい、あざとい、勘違い、媚びているなどと
嫌う日本人も多いです。特に女子。
今年は、カーリング女子たちも流行語にもなった「そだね~」を封じていました。
もぐもぐタイムもテレビに映る時間が少なくなりました。
あまりにもうるさく嫌う人がいたからだと思います。
私も最初は、
カーリングは、キャーキャー言いながらお菓子食べて石転がして掃除しているだけの遊びスポーツ?
と思っていたのですが(スミマセン)
知れば知るほど、相手チームとの駆け引きや正確なショット、掛け声なしにはできないチームワークのゲームであり、また、将棋やビリヤードのようになかなか奥の深い競技だと思うようになりました。
さいごに
運も実力のうちです。
運が良い人だな、という人はいますよね。
でもそれは、運が向こうから勝手にやって来たのではなくて、
その人の前向きな考え方や努力、行動に原因があったからだと思っています。
その人の、口・身体・心が呼び寄せている運です。
人は、心で思った事が口に出て言葉となり、身体で行動します。
口や身体に命令を出しているのは心。心がそうさせたからの行動なのです。
善い心の人には、幸運やチャンスが必ずやってきます。
経営の神様、松下幸之助も面接採用の際の質問は「あなたは運がいいですか?」でした。
「運が悪いです。」と答えた人は、どんなに優秀な人材でも不採用になったそうです。
自分の運命は、自分の行いが生み出す。
幸せも不幸も自分の行い。
善因善果(ぜんいんぜんか)・・・善い行動をすれば、必ず善い報いがある。
悪因悪果(あくいんあっか)・・・悪い行為には、必ず悪い結果や報いがある。
自因自果(じいんじか)・・・自分のまいた種は、自分が刈り取らなければならない。
松下幸之助はこれで相手を見抜いていたのでしょう。
頭では分かっているつもりでも、いざ行動するとなれば
なかなか、難しいものですね。
カーリング女子から多くのことを学んだのでした。
うん!ナイスぅ~。(今年の流行語になる?)
あわせて読みたい