2021年も終わりに近づいてきました。
今年(2021年)の生活固定費をまとめてみたいと思います。
オーストラリア(シドニー)在住
一人暮らし(女性)
持ち家(2ベッドルームのユニット)+車あり
旅行は月1でどこかに行く
最近は外食が減り自炊
の私の場合です。
それでは、どうぞ!
生活固定費(2021年)1年間
【生活固定費(1ヵ月)】
家賃 $0
COUNCIL RATE(カウンシル・レート) $142(約11,786円)
Body Corp(マンション管理費) $432(約35,856円)
電気代 $ 77(約6391円)
ガス代 $ 64(約5312円)
水道代 $138(約11,454円)
通信費 $110(約9130円)
車維持費 $100(約8300円)
合計 $1063(約88,229円)
(1ドル=約83円計算。2021年12月30日現在)
電気・水道・ガス代・ Body Corp(マンション管理費)は、3ヵ月毎の請求、
COUNCIL RATE(カウンシル・レート) は、6ヵ月毎の請求、
通信費は1ヵ月毎の請求、
車維持費(保険)は1年一括払い、
がくるので
1年間のそれぞれの請求合計を12ヵ月で割って1ヵ月料金にしています。
住居費
家賃 $0
COUNCIL RATE(カウンシル・レート) $1703(約141,349円)/年
Body Corp(マンション管理費)$5174(約429,442円)/年
1年合計 $6877(約570,790円)
月 $573(約47,560円)
(1ドル=約83円計算。2021年12月30日現在)
持ち家で家賃を払わなくても、
家を持っているだけで月$573(約47,560円)は、必要となります。
それぞれをみていきましょう。
家賃
持ち家なので家賃は0ドルです。
レントしている場合は、シドニー中心部(2LDK)だと週500ドル~はかかります。
2ベッドルームで週500ドルは安い方で、実際はそれ以上のところが多いです。
持ち家の場合は、レント料金はないですが、
COUNCIL RATE(カウンシル・レート) 、Body Corp(マンション管理費)、ローンを組んでいる場合はローン返済費がかかってきます。
COUNCIL RATE(カウンシル・レート)
COUNCIL RATE(カウンシル・レート)は、地方自治体に収める税金です。
ゴミ回収料金、排水設備などの費用です。
2021年度は、$1703(約141,349円)/年、月$142(約11,779円)でした。
(1ドル=約83円計算。2021年12月30日現在)
去年(2020年)より、年間$130も値上がりしています!
コロナ禍のパニック買いでトイレットペーパーが不足して、トイレットペーパーの代わりに違うペーパーを使って排水管が詰まったというニュースが何回もありました。それが原因かも?
Body Corp(マンション管理費)
オーストラリアでは、日本のマンションのことをフラットといいます。
フラット(マンション)管理費は、
プール、ジム、レセプション、リフト(エレベーター)付き、BBQ施設などの設備があると高くなります。
Body Corp(マンション管理費)は、$5174(約429,442円)/年
月431ドル(約35,773円)でした。
(1ドル=約83円計算。2021年12月30日現在)
去年(2020年)より約2900ドル(約24万円も)安くなっています。
これは管理会社が変わったので、パフォーマンスをアピールしたのだと思われます。コロナ禍でプールやジムが使えなかったのもあるかも?
来年から高くなりそうで怖いです。
レントの場合(週500ドルとして)レント代だけを払えばよくて、月に2150ドル(約178,450円)。
家を購入してローンを組んでいる人は、これに月々のローン返済額がプラスされます。
ですが、2LDKの場合1部屋がオンスイートとなる部屋が多いので(2LDKでもトイレ・お風呂が2つある)オンスイートを他人(カップルなど)に貸して、賃貸料金をもらいながらローン返済する方法もあります。週250ドル賃貸収入があるとして20,750円(月89,225円)は入ることになります。
あなただったら、賃貸派?購入派?
水道光熱費
電気代 $924(約76,692円/年)月$77(約6391円)
ガス代 $763(約63,329円/年)月$64(約5312円)
水道代 $1654(約137,282円/年)月$138(約11,454円)
電気代が平均より安く見えますが、ガスと併用して使っているのでこのくらいの値段となっています。ガスを使わない家だと電気代はもっと高くなります。
水道代は、
私の場合、建物全体で使った料金を戸数で割るシステムなので高いと感じています。
普段そんなに水使っていないのに。
来年からは、メーター制になる(はず!?)のできっと安くなるでしょう?
エアコン、乾燥機はほとんど使っていません。(年に数回程度)
食洗機・洗濯機は、2日に1回程度の使用頻度。
今年は、日本にも帰らず、ずっとオーストラリアで過ごしたので、
普通にオーストラリアで生活すればこのくらいの料金がかかるということが分かってよかったです。
通信費
携帯電話 $30/月
インターネット $80/月
合計 $110/月 (約9130円)
(1ドル=約83円計算。2021年12月30日現在)
インターネットは高速無制限、固定電話付き。
携帯電話は月に海外通話60時間まで無料プラン。国内通話無制限。
車
強制保険 $744(約61,752円)
任意保険 $453(約37,599円)
1年合計$1197(約99,350円)
1ヵ月 $100(約8300円)
(1ドル=約83円計算。2021年12月30日現在)
その他に、点検・メンテナンス費用、ガソリン、ロードサービス費用がかかります。
参考
オーストラリアの車救援サービス【RACQ】更新手続き | Frequent Flyer (fromau.net)
ということで、
【2021年】オーストラリアで持ち家(2LDKフラット(アパート))に住んで
車を持って携帯でしもしも~、で生活していたら
1ヵ月 $1063(約88,229円)は、普通にかかってしまうということでした。
これに、
食費、交際費、美容、衣服、レジャー費、雑費などが別途かかります。
賃貸と持ち家どちらがいいのか?
現金で家を買えるお金があるなら、私だったら家を買って投資します。
賃貸は、ローン返済もなく月々の家賃(+電気・ガス代)を支払っていればいいのですが、後に何も残らず。持ち家は、ローンなどのお金が必要となりますが資産として残ります。
レントは、インスペクション(持ち主が生活内容をチェックする)の日といった、もろプライバシー侵害で面倒なものがあります。オーナーは半年や1年に1回、住んでいる様子を不動産屋を通してチェックすることができます。ビデオで撮影したり写真を撮ったり、ブログにのせるオーナーもいます。
どんな職業の人が借りていて、給料はいくらか?
家族構成や子どもがいるのか?ペットがいるのか?綺麗に過ごしてくれているのか?
すみずみまでチェックしてくるうるさいオーナーがいるので注意が必要です。
何様だよ?ペットじゃねーし。
又貸しする人もいるからね。
持ち家は資産(今のところ値段が上がるので良い投資にもなります。)となったり、貸し出して賃貸収入を得ることもできるので、少し無理してでも購入する人も多いです。
でも嫌なオーナーにはなりたくないものですね。
オーストラリア(シドニー)でアパート(2LDK)を購入するとなると、最低でも4000万円~はするでしょう。ローンを組んで返済するのか、月々の賃貸(18万円)を払って生活するのか?
あなたは、どちらを選びますか?
月10万円で生活できるのか?
オーストラリアは物価が高いと言われていますが
結論から言えば、
生活スタイルにもよりますが、1ヵ月10万円で生活するのは可能だと思います。
例えば、住居はシェアルームでルームメイト達と1つのバス・トイレを共有、
外食はせず、徹底的に自炊。
ラーメンでもオーストラリアで外食すれば、20ドル(約1660円)はしますからね。
スーパーで安く買える(1ドル程度(約83円))
パスタ、食パン、ミルク、ベイクドビーンズなどをうまく利用して
節約すると安く生活できます。
ベイクドビーンズは、オーストラリアの朝食でよく見られますが
これさえあれば、飢え死にすることもない栄養満点な食材と言われる物です。
また、大自然のファームで働き、あまった野菜や果物をタダでもらって
食費を浮かすヘルシーな生活方法もあり。ワーキングホリデーでオーストラリアにやって来て、何百万円も稼いで帰る人もいます。
シティーに住んでいても生活費を安くするために、
部屋を他人とシェアして、レストランなどのまかないで食事して生活する人もいます。
みなさん、節約上手!
節約して、稼いだお金で次のステップに進むのです。
不動産投資も良いと思います。オーストラリア人は、家を売って儲けるという投資もなりたっています。
さいごに
オーストラリアの生活どうでしょう?
性別関係なくだれもが平等で、LGBTだとしても躊躇なく自由に生きられる。
給料は良く(2021年度最低賃金時給$20.33ドル)約1687円です。
バイトでも雇用主が給料にプラスして払う日本の年金のようなSuperannuation (強制スーパーアニュエーション)があり、社会保障も充実。貯金はなくても老後も安泰。
永住権を持っていればメディケアが持て、医者に診てもらうのも無料。
失業しても政府からの手厚い保護が受けられ、子ども手当もある。
手に職を付けたくて、専門学校や大学で学びたければ
いつでも自由に学ぶことができる(無料か格安)。
気候は寒すぎず暑すぎず自然豊かな海も山もあり。
でも金持ちには厳しく、税金のことを良く知っていないとごっそり持って行かれます。
年俸が2200万円に跳ね上がり→嬉しくて2000万円のベンツを買う→だってボク残り200万円で生活できるし♪→結果、税金のことを考えていなくてお金が足りなくて借金。ということにもなります。
新庄面白いけど!
もっとお金に詳しい人がそばにいてくれて、アドバイスしてくれればよかったのにと思う。
でも、それじゃあ新庄劇場っぽくないか。
オーストラリアは、低所得でも豊かな生活ができ、税金対策をうまく考えながらビジネスをしている人には過ごしやすい国だと思います。
日本も良い国だけどね。(低所得者に)
それぞれの国のいいとこどりで生活していけたらいいですよね~。
毎日、楽しんじょう!
See you in the new year !(良いお年を!)
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