伊丹空港で大阪国際空港店限定 焼きおたべをいただきました。
焼きおたべ
伊丹空港(大阪国際空港)セキュリティチェック後にある
大阪国際空港店限定焼きおたべ。300円(税込)。
焼き立てあつあつ!を出してくれます。
おたべ
「おたべ」は、株式会社 美十(びじゅう)が作る、つぶあん入り生八ッ橋の商品名です。
つぶあん入り生八ッ橋は、製造会社によって名前が変わります。
・おたべ(株式会社美十)
・聖・ひじり(株式会社聖護院八ッ橋総本店)
・夕子(株式会社井筒八ッ橋本舗)
おたべの名前の由来
「おたべ」という商品名のヒントは、大阪の枚方にある「くらわんか餅」。
→「くらわんか」は、船頭言葉で「たべへんか」
→京都弁で上品にいうと「おたべやす」
→「おたべ」
参考:京銘菓おたべ
京都の舞妓さん
「おたべ」のキャラクター、京都の舞妓さん おたべちゃんも座っていました。
京都の舞妓さん・・・
舞妓・芸妓は、今から約300年前の江戸時代に、京都の八坂神社(当時は祇園社)のある東山周辺の、神社仏閣へ参詣する人や街道を旅する人にお茶をふるまった水茶屋の茶立女(ちゃたておんな)に起源がある。水茶屋も初めはお茶や団子を提供していたものに、やがて酒や料理が加わり、その店で働く彼女達が、歌舞伎芝居を真似て三味線や舞踊を披露するようになった。現在も京都の祇園を中心とした花街で厳しいしきたりの下で活躍している。
出典 舞妓(まいこ)
京都の五花街
・祇園甲部(ぎおんこうぶ)
・先斗町(ぽんとちょう)
・上七軒(かみしちけん)
・宮川町(みやがわちょう)
・祇園東(ぎおんひがし)
舞妓さんは、花街で、舞や三味線、所作などを学び芸妓さんになります。
今や舞妓さんは、京都の良さや日本の伝統を知ってもらうためのシンボル的な存在になっていますよね。
お辞儀をするおたべちゃんを見ながら注文した焼きおたべを待っていると
抹茶とニッキのおたべを焼いたものが出されました。
店内で注文ごとに焼いてくれるので、本当にできたてあつあつ!
しかもお茶付きで300円。
焼いたおたべは香ばしく、甘みも増してまた美味しい。
でも、そこではっとしました。
京都人の本音
京都の人は、本音を隠し婉曲に物事を伝えることは有名ですよね。
伊丹空港で旅する人にふるまう舞妓のおたべちゃんが
おたべやす~と勧めてくれる焼きおたべ。
焼きおたべだけがでてくるのかと思ったらお茶付きでした。
なんて親切なんだとか思ってつい長居してしまいそうですが、
京都では、お茶を出す(本音:もう帰る時間ですよ。とっとと帰っておくれやす。)です(笑)
京都の伝統的な言葉遣いは、繊細で奥ゆかしいのですが、
遠まわしな表現に隠された意味もあります。
さっさと搭乗口近くに行って食べることにしましょうか。
ゆっくり座って食べる場所もありませんしね。
やはり、用がすんだらとっとと帰っておくれやすなのかもw
忙しい伊丹空港にぴったりの京都のおたべちゃんの焼きおたべでございました。
さいごに
伊丹空港限定 京銘菓 焼きおたべをいただきました。
伊丹空港は、大阪土産だけでなく京都、神戸を代表する
銘菓やスイーツも揃っているのがいいですね。
ここでしか買えない伊丹空港限定品もあるので、ぜひ探してみてくださいね。
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