マズいことで有名な
ベジマイトの美味しい食べ方を紹介します。
オーストラリア ベジマイトとは
ベジマイト(Vegemite)は、
オーストラリアの国民食と言われるほど人気の発酵食品です。
ところが不名誉なことに、
他国では不味いことで有名でもあるベジマイト。
ベジマイトは、野菜を発酵させたペースト状の発酵食品で、
オーストラリアに来たら必ず見かけるでしょう。
ホテルやレストランだけでなく、オーストラリアの家庭には必ずある食品で
よくトーストに塗って食べられています。
トムハンクスさんもオーストラリア入院中に食べていました。
ベジマイト 原料
Salt, Mineral Salt(508), Malt Extract (from Barley), Colour (150c),
Flavours, Niacin(B3),Thiamine(B1),Riboflavin(B2),Folate(B9).
ベジマイトは、酵母エキスや塩を原料に作られていて、
チアミン(B1)、リボフラビン(B2)、ナイアシン(B3)、葉酸(B5)などの
ビタミンB群が豊富で、栄養バランスのとれたものとなっています。
ベジマイト 味
チョコレートのような見た目なのに塩辛く、独特な味がします。
そのまま食べると、塩辛いしょうゆを食べているようで美味しいものではありません。
ベジマイトは、食べ物として食べるのではなく、調味料として考えるといいでしょう。
ベジマイトの美味しい食べ方
ベジマイトの美味しい食べ方は、
トーストにたっぷりのバターやチーズとともに
ベジマイトをほんの少し塗って食べると美味しくなります。
それでは、簡単にできるベジマイトサンドイッチを作ってみましょう。
ベジマイト・サンドイッチ レシピ
用意するもの- パン
- チーズ
- ハム
- ベジマイト
- バター
作り方
①トーストにたっぷりのバターをぬる。
パンはなんでもいいです。食パンがよく使われます。
トーストにバターをたっぷり塗って、
これにベジマイトを少しつけて食べる方法が一般的な食べ方です。
今回は、ランチにも持って行けそうなベジマイトサンドイッチを作ってみます。
② チーズをのせ、ベジマイトを薄く塗る。
チーズの上にベジマイトをのせ薄くぬります。
チーズの上なので薄くのばしやすいです。
チーズは、オーストラリアを代表する安くて美味しいチェダーチーズを使いました。
③ ハムをのせ、もう1つのトーストをのせる。
②の上にハムをのせ、もう1つのバターをぬったトーストをのせれば完成です。
できあがり。
ベジマイトを使ったレシピは色々できそうですね。
ベジマイトレシピ(ベジマイト公式)もあるので、試してみたいと思います。
さいごに
手軽に発酵食品が食べられるのはいいですね。
発酵食品を食べると、整腸作用や免疫力強化、高血圧予防、美容など
体に良い効果があると言われています。
塩分が気になる方には、減塩ベジマイト
グルテンフリーの方には、グルテンフリー用ベジマイト
食べやすくなった、チーズスプレッド入りベジマイト
など
さまざまなベジマイトが発売されています。
旅行にベジマイトだけは持って行くというオーストラリア人もいます。
日本人でいうと、しょうゆを海外旅行に持って行く感じでしょうか?
私も最初は、ベジマイトは不味いと思っていましたが、
健康食品であるという事、ベジマイトの正しい食べ方を教えてもらってから、
美味しいと感じるようになりました。
不味いのに美味しい不思議なベジマイト、あなたも試してみる?