
BROOKI BAKEHOUSE看板商品のクッキーを食べてみました。
BROOKI BAKEHOUSE

BROOKI BAKEHOUSE は、店名が創業者(Brooke Bellamy)の名前由来で、
オーストラリア・ブリスベンのFortitude Valleyに2022年にオープンした、クッキーを中心とした人気スイーツ店です。
最初この名前を聞いたときは、
アメリカで流行っているスイーツブランドBrookieのひとつかと思いました。
名前の響きやビジュアル、SNSでの広まり方が、まさにアメリカ発のトレンドスイーツそのものだったからです。
Brookie・・・Brownie と Cookieを掛け合わせた造語
オーストラリアのBROOKI BAKEHOUSEは、TikTockとインスタグラムで人気を集め、行列のできる話題のお店として有名です。
中身がとろけるクッキーや分厚いブラウニーなど、SNS映えするビジュアルが話題になりました。
2024年には初のレシピ本「Bake with Brooki」を出版しAmazonオーストラリアでベストセラー1位を獲得しています。
公式サイト https://www.brookibakehouse.com/

アメリカでバズったビジネスモデルを参考にして、インスパイアされたような感じですかね。
Kマートでレシピ本は安く売られていました。
クッキー1枚の値段! 768円

クッキー1枚$8(約768円)でした。
(1ドル≒96円計算。2025年7月31日)
高っ!
いくら物価の高いオーストラリアといえど、クッキー1枚に$8は高い。
まあ、BROOKIのクッキーは、ずっしり感満載で大きいし話題性もあるし、ケーキみたいだし!?と思えばいいのかもしれませんが。
それにしても高いですね。
パッケージも1枚ずつ個包装され、かわいいのでお土産にも最適かもしれませんけど。
クッキーを2枚(Red Velvet、Classic Choc Chip)だけ買いました。
2枚で$16(約1536円)。やっぱり、高いですよね。
Red Velvet

Red Velvetクッキー。ひと口食べると、まず感じるのは、ほんのりビターでココア感のある生地。見た目は真っ赤なのに、派手な甘さではなく、どこか上品でまろやかな味わいです。
中にたっぷり詰まったクリームチーズ風味のフィリング、甘さに奥行きを加えてくれます。

温めるとフィリングがとろ〜っと溶け出し、まるでレッドベルベットケーキの中央をそのまま食べているような贅沢な気分になります。
外は少しサクッと、中はねっとり柔らか。

ほんのり酸味のあるチーズクリームと、ココア風味の赤い生地のバランスが絶妙で、甘さの中にも大人っぽさを感じさせるクッキーです。
ケーキのようなクッキー。見た目も味も華やかで特別感たっぷり。
Classic Choc Chip

Classic Choc Chipクッキー。ひと口目から、バターの香りとバニラの甘さがふわっと広がる王道のチョコチップクッキー。しっとりした生地は少しねっとり感があり、まるでクッキーとブラウニーの中間のようなリッチな口あたり。

中に散りばめられたチョコレートはごろっと大きめで、噛むたびにとろけるようなミルクチョコの甘さが溶け出します。温めるとさらにチョコが溶け出し、とろっと感が倍増。
甘さはしっかりめですが、塩気がほんのり効いていて、後味はくどくなく、「もう一口…」が止まらなくなる中毒性のある味わいです。
BROOKI BAKEHOUSEのクッキーは、見た目も可愛く、味も確かに美味しい。甘さや食感のバランスもよく、手土産にしても喜ばれそうなクオリティです。
でも・・
賞味期限の記載がない

なんと!
食品としては基本中の基本のはずなのに、パッケージやラベルを見ても、いつまでに食べるべきかの情報が一切なし。
プレゼントされて大切にとってあって食中毒とか、あってはならないことだし、
これは大問題じゃない?
不親切で信頼できない…という気持ちになってしまいました。
それと、ふと頭をよぎったのが、以前SNSで話題になっていたレシピ盗作疑惑。
あのときの騒動も含めて「表面的な魅力ばかりで、食べる人のことはあまり考えていないのでは?」という不安がよみがえってしまった。

BROOKI BAKEHOUSE(ゴールドコースト店)は、行列もなく。
さいごに
BROOKI BAKEHOUSEのクッキーは、確かに見た目も味も魅力的で、SNS映えするスイーツとして人気なのも納得でした。
ただ、賞味期限の記載がなかったことや、過去の盗作疑惑を思い出してしまったことで、
正直、手放しで「また買いたい!」とは思えない部分もあるかな。
安くてスタバのクッキーみたいな美味しさのColesクッキーの方がまだ美味しい。
おしゃれで話題性のあるスイーツブランドだからこそ、「味」や「映え」だけでなく、「食べる人の安心」や「信頼」も大切にしてほしい。
そんな気持ちを抱いた、ちょっと複雑なクッキー体験でした。
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