「お金見せて詐欺」についての取材を受けた人のブログを読みました。
テレビ取材を受けたら何か貰えるのか?フジテレビから届いた記念品とネット時代のメディア舞台裏
みなさん気をつけましょうね(笑)こんなんに引っかかっちゃダメですよ。
こんなんに引っかかる人いるのかよ?と思われますが、
います!
こんなんに引っかかった私が・・・。私を取材しろ(笑)
お金見せて詐欺
【独自】新紙幣発行で注意を!日本人狙う「お金見せて」詐欺が急増…子ども連れも登場 タイ
ほほ笑みの国と呼ばれるタイで相次ぐ、「お金見せて詐欺」。
狙われたのは、日本人観光客でした。
6月、首都バンコクの繁華街で、男女2人組に「日本のお札を見せて」と言われた日本人男性が、現金約5万7000円をだまし取られる被害に遭いました。手口は大胆なものでした。
道端で、突然ドバイから来たという中東系の男女が、「日本のお札を見せてほしい」に声をかけてくるといいます。日本人が財布を出してお札を渡すと、パラパラと枚数を数え始め、お札を返しその場から立ち去ります。
しかし実は、数える振りをしてマジシャンのような手つきでお札を盗み取っていたのです。
数える振りをしてマジシャンのような手つきでお札を盗み取る。
まさにコレ。
今、タイで急増と書かれていますが、そんなん大昔(20年前)からありましたよ。
騙された私がソースです。
何十年も経っているのに、まだこの詐欺が横行しているのか。ムカつく。
思い出しただけでも腹が立つわ!
騙したヤツも、こんなのに騙されたアホな自分にも。
くやし~。
お金見せて詐欺 体験談
私の場合は、20年前の飛行機内でした。
デンパサールから香港行きの飛行機(カンタス航空)に乗っていた時の出来事です。
機内は空いていて、ビジネスクラスには数人のお客さんしか乗っていません。
前方の席に座っていた中東系のカップルが、私の前の空いた席に突然座り、
親し気に話しかけてきました。
もしかして日本人?
僕たちこれから日本に行くんだ。とっても楽しみ~。(しばし、雑談)
まだ日本のお金見たことないよ…、
もし、持ってたら見せてくれる?
あいにく日本円は持っていないんだ。ごめんね。
そう応えると、とても残念そうな顔をしたので、
インドネシア・ルピアと香港ドルならあるんだけど・・・。
(と、つい余計なことを言ってしまった。)
(残念そうに)そうなんだ・・・。まあ、香港ドルは見たことないから、見てみたいな。
その後は、ニュースになっていた通りの流れです。
こんなんに騙される人っているの?とか思われるでしょうけど、
やり方が、ものすごい巧妙なんです。
詐欺の手口
珍しそうにお金を見て、目の前で数えていきます。
親し気に話をしながら、
目の前でお金を数えて、そのお金を返してもらう。なんの問題もないような状況。
例えば、10万円(1万円x10枚)を渡し、10万円を私に返す時に、1枚ずつ数えて返してくれる。1万、2万、3万・・・・10万。これが日本のお金か。参考になった。ありがとう。
というような感じ。
何もやましいことはないように見えます。
世間話は続くし、人の前でお金を数えなおすのも
相手を疑っているようで悪いし失礼だと思ったので、
そのまま渡されたお金を財布にしまってしまいました。(私のバカー!)
抜かれたことも気が付かない人も多いと思います。それほど自然な動き。
ついでにインドネシア・ルピアも見せたどうしようもない私。
インドネシアルピアなんて、桁が多く計算するのも間違えてしまいそうなのに
崩したお札を数十枚と持っていて、
アホな私はインドネシアの話の説明をしながらたくさんのお札を見せました。
お金を出すことには抵抗があったのですが、
・ビジネスクラス
・身なり服装がきちんとしている
・綺麗な女性を連れている(ホリデー気分ぽい?)
・相手の前でお金を数えるのは悪いと思った
・日本が好き
などから、
目つきも鋭く普通の人ではないと思っていたのにもかかわらず、
できるビジネスマンだからなのか?とか思っていた情けない私。
そして、香港のホテルでお金を数えたら
数枚抜き取られていたのが発覚。
私のバカ~!
手品が嫌いになる
朝のテレビ番組を見ていたら、手品師がこれとまったく同じ手品を得意げに見せていました。
10万円を数えて10万円を返す。
もらった人は見もせず、財布にしまう。実は1万円抜かれている。
この手品を見た時、過去の記憶がよみがえってムカつきました。
もちろん、すべての手品師が悪意を持っているわけではありませんし、
多くの人々が手品を楽しんでいることも理解しています。
しかし、私にとってはこの一度の出来事が深く心に刻まれてしまい、
それ以来手品を楽しむことができなくなってしまいました。
悔しいので、手品の「種明かし」までも調べましたよ。
種明かしをバラシたら抹殺されるレベルらしい。
人を騙してお金を抜き取るなんて許せない!
さいごに
騙されないために、
お金の話には、どんな場合でも懐疑心を持つこと。両替商での両替でも自分で数を数える。
また、手品の基本的なトリック、詐欺の手口を知るのも一つの方法だと思います。
手品は人々を楽しませるためのものであり、人を騙したり、
不快な思いをしないようなものであってほしいと願っています。
今度見つけたら、今お金盗ったよね。
知ってるし見えてるし下手くそ・・・と言ってとっ捕まえてやるわ。
相手は手品で驚かせたかったとかいうのかしら。
許さんからな!
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