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 カンタス航空 関空に緊急着陸


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2005年8月20日(土)東京発パース行きのカンタス航空(QF70便)が、離陸してまもなく、機長が機体の異常(貨物室から発煙の可能性)を察知し、関西国際空港に緊急着陸。非常脱出装置にて緊急避難の際、乗客9人に負傷者がでました。

カンタス航空QF70便 緊急着陸について(カンタス航空 日本)
http://www.qantas.com.au/international/jp/20082005_QF70.html

Qantas Aircraft Evacuated(QANTAS オーストラリア)
http://www.qantas.com.au/regions/dyn/au/publicaffairs/details?ArticleID=2005/aug05/Q3312



~ 乗客の声 ~


当日は成田を約一時間遅れて出発し、順調に航行していました。

食事も終った頃、キャプテンのアナウンスがあり、英語の苦手な私は何の話かよく聞き取れませんでした。その後、CAが日本語で、貨物室から異常を知らせるランプが点いたので、日本に引き返す、とありました。(日本人CAは乗務していなかったようです)
それから、もう一度緊急時のデモンストレーションがあり、ブレイスの姿勢をやりました。

無事に関空に着き、キャビンに拍手が起こりました。その2・3分後、機内が真っ暗になり、私にはハリーアップと聞こえ、5歳の娘を抱いて、最後部のシュートからでました。私達は2番目に脱出しましたが、後ろを見ると人が重なるように逃げていたので、そのことで怪我をした方がいたようです。その後はターミナルに戻り、怪我や子供のいる乗客からホテルに案内されました。私達は擦り傷で子供連れのため、一番最初にホテルに連れていかれました。ホテルはビジネスホテルとは名ばかりのところで、狭い部屋に3人で寝付けぬ夜を過ごしました。カンタスの職員がホテルに来たのは、午後の2時ごろでした。今晩代替機で出発するとのこと、どうゆう意味かわからない、1万円渡されました。

機内に荷物が残されているため、一度事故機に取りに行き、そこでパースに行く人、キャンセルする人に分かれました。事故機の中はエアコンが効いていないため、ちょっと臭い匂いがしました。代替機のB767でパースへ向かいました。パースでは入管や税関もいつもより、甘く、普段は外にいるツアーのガイドさんたちはイミグレーションと税関の間で待っていました。カンタスの背広組のような人たちも10人位いました。

QF079(A330  事故機とは違うとCAは言ってました)で帰国しましたが、その便も急遽ダーウィン経由になり、ダーウィンで軍人を乗せて成田に向かいました。その為、2時間半遅れで着きました。



大変貴重なメールをありがとうございました。
その後、メールをくださったA様の話によるとパースからアップグレード(ビジネスクラス)でお帰りになったお客様もいらっしゃったようです。




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